【ニューヨーク=高橋里奈】性暴力被害に関する告発本を出した伊藤詩織さん(28)は16日、ニューヨークの国連本部で記者会見し「日本の文化は"恥"が大きな部分を占めており、性暴力はタブーな話題だ」として被害者が声をあげることの難しさを訴えた。社会から大きなバッシングを受けたと話し、セクハラや性暴力を巡る日本社会の意識改善を求めた。警察にレイプ被害を届け出た伊藤さんは「よくある話だ」といわれたという
性的搾取と虐待、職場でのハラスメント 「NOT HERE~ここでは、許されない」 ユニセフ事務局長から全職員に向けた書簡 【2018年3月1日 ニューヨーク発】 ユニセフ(国連児童基金)のヘンリエッタ・フォア事務局長は、ユニセフの全職員に対し、子どもに対する性的搾取および虐待および職場でのハラスメントの問題に組織をあげて取り組むための決意を以下のとおり表明しました。 * * * ヘンリエッタ・フォア事務局長から全職員への書簡 親愛なるユニセフ職員のみなさんへ 先週、私たちは、相手への思いやりや尊敬、平等、信頼などといったユニセフが最も重視する価値に、私たちひとりひとりがどのように従って行動すべきかについて、忌憚ない意見を交わす機会がありました。 職場でのハラスメントに関する懸念や改善に向けてのアイディアをSNSやEメールで送って下さったみなさんに、感謝します。ユニセフ首脳部一同は、みなさ
韓国・平昌で、五輪マークのそばを歩くボランティアの人たち(2018年2月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kirill KUDRYAVTSEV 【2月6日 AFP】韓国で9日に開幕する平昌冬季五輪で五輪史上初めて、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)や虐待に苦しむ選手を心身両面でサポートするカウンセリングセンターが設置される。会場内の4か所に設けられ、大会関係者によると、被害にあった選手が警察に被害を届け出られるよう法律面での助言も行う。 国際オリンピック委員会(IOC)で安全保護対策を担当するスーザン・グレイニッグ(Susan Greinig)氏は「私たちは選手たちを守る必要がある。選手たちが(セクハラを)回避しどのような状況にも対処できるようサポートしていく」と語った。 グレイニック氏によれば、選手を性的虐待から保護する活動を始めた頃、この問題はまだタブー視されていた。だが
国際オリンピック委員会(IOC)は4日の理事会で、米国体操協会の元担当医師が約30年にわたり、治療目的で女子選手に性的虐待を繰り返してきた事件を受けて「スキャンダルに深い衝撃と悲しみを覚える。証言した被害者の勇気をたたえたい」との声明を発表した。 IOCは同様の被害を防ぐため、関係機関にIOC作成…
性的少数者への差別をなくすための提言やキャンペーンについて発表するアムネスティ・インターナショナルのメンバー(左端)=東京都千代田区で2017年5月2日、藤沢美由紀撮影 性的少数者(LGBTなど)への差別をなくそうと、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本は2日、政府や自治体が取り組むべき改善策をまとめた提言書を発表した。差別を禁止する法整備などを目指し、同日から署名を集めるなどのキャンペーンを展開する。 提言書では、職場や学校などでの日常的な差別や、同…
非政府組織(NGO)「反差別国際運動」は19日、ジュネーブの国連人権理事会で声明を発表した。沖縄では米軍の存在が「数十年にわたり女性への性暴力など無数の人権侵害の原因となっている」と指摘。それにもかかわらず、日本政府は沖縄県名護市辺野古などで新たな米軍施設の建設計画を進めていると非難した。 これに対し、日本政府代表が答弁権を行使、「沖縄での建設作業は地方自治体の同意下で政府の認可を得ており、法手続きにのっとり行われている」と反論した。 声明は人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」などとの共同。沖縄での人権侵害については(日米地位協定により)被害者側の司法へのアクセスが制限されているとも指摘した。 19日の一般討論では、慰安婦問題などで日本を非難する北朝鮮代表と、日本代表が応酬する場面もあった。(共同)
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