外国人留学生らに法定時間を超えて長時間労働をさせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の罪に問われた飲食店「串かつだるま」の運営会社、一門会(大阪市)と同社の店舗統括部長、藪口征平被告(38)の判決公判が26日、大阪簡裁で開かれ、井野口摂裁判官は「不法就労の実態を適切に把握し、改善すべきだったが、企業利益を優先させた」として求刑通り法人に罰金50万円、藪口被告に罰金30万円を言い渡した。 判決によると、同社は昨年9〜11月、大阪市内の複数店舗で外国人留学生ら11人に対し、国が定めた週28時間の上限を超えて働かせた。