高松市は7日、図書館や育児支援コーナーなどを兼ね備えた複合施設「たかまつミライエ」の内覧会を開いた。23日に開館する。子育て世帯が交流できるようにしたほか、プラネタリウムなどを取り入れ、子どもの学習意欲を高める。大西秀人市長は「保護者の就労環境が変化する中、子育て支援の拠点施設にする」と強調した。ミライエには、昆虫標本や科学展示室を設けた「こど
滋賀県栗東市教育委員会が作製した子育てに関するポスターなどが、男女共同参画社会基本法に違反するとして、滋賀大学の早川洋行名誉教授(社会学)が26日、野村昌弘市長を相手取り、作製費約40万円を返還するよう求める訴訟を大津地裁に起こした。 市教委は2014年、家庭と地域社会で子育てを進めるため、「子育てのための12か条」を定め、ポスターとチラシを作製した。それぞれ子どものイラストを使って紹介しており、男の子に「あいさつは、笑顔とともに自分から」「元気な返事と話し言葉」、女の子に「『ありがとう』の言葉を大切に」「物の受け渡しは、丁寧に言葉を添えて」などの言葉を添えている。 訴状では、これらの表現は「元気で社会的な男の子」「やさしく家庭的な女の子」といった昔ながらの男女観になっていると指摘。男女の社会活動の選択に及ぼす影響は、できる限り中立になるよう配慮しなければならないとする同法に違反していると
みんなに祝福されて生まれてくる子供ばかりではない。 父親がわからずに妊娠する少女、貧困や暴力がからんだ不慮の妊娠をする女性がいる。最も助けが必要なのに、周囲の人が気づかず、市区町村に妊娠届も出さないため、何も支援がないことが多い。 妊娠した女性の健康はもちろんだが、生まれてくる子も心配だ。 厚生労働省によると、無理心中以外の虐待で亡くなった18歳未満の子供は2003〜14年度で計626人。このうち半数近くが0歳児で、実の母親が加害者である場合がほとんどだ。妊娠期からフォローしていれば虐待の恐れが高いことがわかるケースが多いと見られている。 このため、厚労省は産科のある医療機関や助産所などに児童福祉司を配置し、「望まない妊娠」をした女性の支援を始める。貧困や家庭内暴力の被害にあった女性を支援するNPOや母子生活支援施設にも児童福祉司を常駐させる。来年度にモデル事業として計10自治体に委託する
保育士不足解消に男性の力は欠かせない(イメージ) 先日の都知事選でも大きなテーマになっていた「待機児童問題」。保育所の増設とともに急務となっているのが保育士不足の解消だ。その改善策のひとつとして、今まで女性の“専門職”というイメージが強かった保育業界への男性の本格参入が期待されている。 男性保育士は徐々に増加しているが、それでも割合は2.8%(2010年/内閣府男女共同参画局)にとどまっている。なかなか参入が進まない原因としては賃金の低さが挙げられ、さらに保育士になっても結婚をきっかけに転職してしまう「男の寿退社」が目立つと指摘されている。だが、それとは別にメディアや公的機関などでは語りにくい「タブー」となっている問題が存在する。 それは男性保育士に向けられる「幼児性愛なのでは」という偏見の目だ。 「園児が女の子だと、保護者が男性保育士を嫌がるケースが結構あるんです。トイレ誘導、プールの着
男女共同参画白書の刊行に当たって 写真で見る男女共同参画の動き(平成27年度) I 平成27年度 男女共同参画社会の形成の状況 特集 多様な働き方・暮らし方に向けて求められる変革 第1節 女性を取り巻く社会情勢 第2節 多様な働き方・暮らし方 第1章 政策・方針決定過程への女性の参画 第1節 国の政策・方針決定過程への女性の参画 第2節 地方公共団体の政策・方針決定過程への女性の参画 第3節 様々な分野における女性の参画 第2章 就業分野における男女共同参画 第1節 就業をめぐる状況 第2節 企業における女性の参画 第3章 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス) 第4章 生涯を通じた男女の健康と高齢者,ひとり親の状況 第1節 生涯を通じた男女の健康 第2節 高齢者,ひとり親の状況 第5章 女性に対する暴力 第1節 配偶者等からの暴力の実態 第2節 ストーカー行為,性犯罪,子供に対する
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