子どものうつ病は、診療が難しい。適切にできるようにと、日本うつ病学会が7月に指針をつくった。本人や家族の話をよく聞いて、家庭や学校と連携することの重要性を指摘。薬の使用は慎重にするように求めている。 大人と違う症状も うつ病は児童・思春期の間に5%がなるという推定がある。珍しい病気ではないが、適切に診療されているとは限らないという。 学会が改訂したうつ病治療ガイドライン(指針)に、初めて「児童思春期のうつ病」が盛り込まれた。大阪大の橋本亮太准教授(精神医学)は「うつ病の診療は難しい。子どものうつ病はさらに難しいので、指針が求められていた」と話す。 指針では、子どもの診断基準は大人と同じで可能とし、米国精神医学会の基準を紹介。「抑うつ気分」または「興味や喜びの著しい減退」があり、「不眠や過眠」などの特徴的な症状がほとんど一日中みられ、それが2週間以上続く状態とした。ただ、大人との違いとして、
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