生活保護世帯での熱中症予防のため、要件を満たせばエアコン購入費用(上限5万円)の支給を初めて認めることを、厚生労働省が決めた。既に今月1日から運用を始めている。26日に生活困窮者の支援団体などが厚労省を訪れ「当事者らに知られておらず、命と健康が危険だ」として、周知徹底と支給対象の拡大を求めた。
生活保護世帯での熱中症予防のため、要件を満たせばエアコン購入費用(上限5万円)の支給を初めて認めることを、厚生労働省が決めた。既に今月1日から運用を始めている。26日に生活困窮者の支援団体などが厚労省を訪れ「当事者らに知られておらず、命と健康が危険だ」として、周知徹底と支給対象の拡大を求めた。
子どもの貧困について考える機会が増えました。朝日新聞デジタルのアンケートに、8割以上の人が「関心が高まった」と答えています。貧困解消の責任を親、社会がどの程度負うべきかについての質問に今回、注目します。貧困家庭で育ち、若者の就職支援をしているNPO理事長の黒沢一樹さん(35)に話を聞きました。 「社会の子どもとして支援を」 「子どもの貧困の問題を解決する責任は親と社会のどちらに?」という問いに、すべて・どちらかと言えば社会の責任、または親と社会で半々と答えた人たちの声の抜粋です。 【社会の責任】 ●「医療関係者です。子どもの貧困は親の貧困だと実感することが多いです。調子が悪くてもなかなか受診できない子の親御さんも病気であったり、口の中が虫歯でボロボロの子のおうちは、親御さんもおじいさんも口の中がボロボロだったり。母子家庭の生活保護世帯に『昨日の食事』を聞くと、子どもたちは3食、お母さんは2
厚生労働省は、生活保護を受給している家庭の子どもの健康支援に乗り出す。一般の家庭の子どもより肥満の割合が高いという調査結果もあり、生活習慣が不適切で栄養が偏っているとみられるためだ。 東京都足立区が2015年に実施した調査は、全区立小学校の1年生を対象に実施。生活保護世帯を含む世帯年収300万円未満などの「生活困難世帯」1047人を分析した。 それによると、16・2%が肥満で、一般世帯より3・9ポイント高い。「砂糖入りジュースを毎日2回以上飲む」児童は11・7%と5・4ポイント高い一方、「朝食を毎日食べる」は88・6%と7・9ポイント低かった。虫歯が5本以上の児童は19・7%で、9・6ポイント高かった。 厚労省は調査結果を重視し、「適切な生活習慣が確立されていない可能性が高く、大人になってからも生活習慣病のリスクが高い」と分析。全国の子どもの健康診断結果を各地の福祉事務所が取り寄せ、健康支
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く