幼稚園や保育所に通う園児が進学後、円滑に小学校で生活を送れるようにと、尼崎市内の塚口幼稚園と塚口保育所の5歳児計57人が21日、市立塚口小学校を訪れ、4年生から本の読み聞かせを受けたり、教室を見て回ったりして小学校の雰囲気を体験した。 市によると、新1年生になると、複数の幼稚園や保育所から集まった児童でクラス編成されるため、児童のなかには不安に感じる子供もいるといい、教職員にとっても子供たちの情報の共有が課題だったという。 このため市は3月、幼稚園と保育所、小学校の教職員と学識経験者らで「幼保小連携教育カリキュラム」を作成。3者が一体となって子供の成長を支えようと、具体的な実践例を盛り込んだカリキュラムを市内の幼稚園などに配布し、連携を進めている。 今年度は塚口、小園、長洲の3地区で先行実施。幼稚園や保育所の園児には小学校を訪れて校舎を見たり、「お兄さん」や「お姉さん」となる児童と交流する
NPO法人「ママの働き方応援隊(ママハタ)」静岡校がこのほど、乳幼児と母親が高齢者施設や学校などを訪問する「赤ちゃん先生プロジェクト」を始めた。1回目は静岡市葵区の高齢者福祉施設「城東コミュニティプラザHapiSpo」を訪れ、デイサービスの利用者と触れ合った。 この日施設を訪れたのは11カ月から5歳までの乳幼児7人と母親ら4人。子どもたちは「こっちにおいで」「かわいいね」と声を掛けられ、握手をしたり歌遊びをしたりした。同区の野田成子さん(74)は「昔を思い出す。元気をもらって若返ったみたい」と満面の笑みを見せた。 同プロジェクトは、応援隊が2012年に本格始動させ、全国に活動を広げている。赤ちゃんとの交流を通じて癒やしを提供し、命の大切さを伝えることが目的。育児中の母親を孤立させず、報酬のある「仕事」として社会とつながる場を提供する狙いもある。 静岡市駿河区に越してきた天野育子さん(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く