震災で妻を亡くした阿部英敏さん。子育てによる仕事の制約は大きく、収入も大きく減ったという=宮城県東松島市で、宇多川はるか撮影 男の育児は子供に迷惑なのか。乳幼児の養育を巡り27日、自民党の萩生田光一幹事長代行から飛び出した「迷惑」発言。世の中には母を亡くし、あるいはさまざまな事情から母と別れ、父に育てられる子がいる。父子家庭の当事者たちから「心ない言葉だ」との声が上がっている。【宇多川はるか】 萩生田氏の発言は宮崎市での講演で出た。いわく「言葉の上で『男女共同参画社会だ』『男も育児だ』と格好いいことを言っても、子供には迷惑な話だ。子供がお母さんと一緒にいられるような環境が必要だ」。 当事者団体「全国父子家庭支援ネットワーク」の村上吉宣代表(38)=仙台市=は「悪意があったわけではないと思う」と前置きしつつ、「傷付いている人はたくさんいるでしょう」と話す。
高度経済成長を支えた80代以上の父、76.7%が子育てに不参加~自分史「親の雑誌」100人分のインタビュー記事による調査第二弾【高齢男性の子育て参加に関する意識調査】 [こころみ] 今こそ父と話そう。「親の雑誌」父の日キャンペーン開催! 2018年5月22日 報道関係 各位 株式会社こころみ 株式会社こころみ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:神山晃男)は、2018年6月17日(日)の父の日を前に、【高齢男性の子育て参加に関する意識調査】を実施いたしました。当社はこれまで、親のための自分史作成サービス「親の雑誌」の制作を通じて、約600人の親御さんにその生い立ちから人生観、子や孫への思いをインタビューしてきました。今回は「親の雑誌」インタビュー記事による調査第二弾として、制作した雑誌の中から67歳~94歳の男性100人分を任意に抽出。インタビュー中で「子ども」に関して語られた内容から、「
汚れたおむつ、さまざまな難しい問題、学校までの送り迎え──シングルファーザーたちも、多くの心配事を抱えている。その父親たちに、さらに追い打ちをかけるような事実が明らかになった。 カナダ・トロント大学の研究チームが子供を持つ男女およそ4万人を対象に行った調査の結果、シングルファーザーが早死にするリスクはシングルマザーやパートナーと一緒に子育てをしている人たちと比べ、2倍以上高いことが分かった。 公衆衛生に関する専門誌、ランセット・パブリック・ヘルスに掲載された調査結果によれば、研究チームはシングルファーザー871人とシングルマザー4590人、パートナーのいる父親1万6341人、パートナーのいる母親1万8688人を対象に、11年間にわたる追跡調査を行った。その際、25歳未満の実子または養子1人以上と暮らすパートナー不在の成人を「片親(ひとり親)」とした。 調査期間中に死亡したシングルファーザー
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