いじめ問題が起きたら、まずは弁護士に相談する。そんな流れになっていくのだろうか。文部科学省が来年度、全国10カ所で学校に弁護士を派遣する取り組みを始める方針だと8月24日、NHKで報じられた。 報道によれば、いじめ調査を行う際に、学校の求めに応じて弁護士が派遣されることになる。「スクールロイヤー」という制度だ。 学校問題に詳しい弁護士は、文部科学省の方針をどう評価するだろうか。いじめ調査に弁護士はどのようにかかわり、どのような効果があると考えられるだろうか。舟橋和宏弁護士に話を聞いた。 ●スクールロイヤーの意義とは? 「『スクールロイヤー』制度とは、大阪府でも実施されていますが、学校内で問題が起きた際に、弁護士会と教育委員会の連携のもと、学校に弁護士が派遣されるというものです。 たとえば、いじめ問題では、どのような取り組みになるのか。おそらく、いじめ被害者側の代理人として派遣するのではなく
同級生に「虫食べろ」=強要容疑で少年逮捕-警視庁 同級生の男子生徒にバッタや犬のふんを無理やり口に入れさせたとして、警視庁少年事件課は23日までに、強要容疑で東京都練馬区の通信制高校1年の少年(15)を逮捕した。「何でも気付いたことはやらせていた」と容疑を認めているという。 セミ幼虫なめさせ、骨折も=東京学芸大付属高でいじめ 逮捕容疑は中学3年だった2016年9~10月ごろ、西東京市内の駅ホーム上で同級生の男子生徒(16)に「虫食べられるんだよな」などと言い、バッタを口に入れさせた他、少年の自宅で飼い犬のふんを食べさせるなどした疑い。 同課によると、少年は普段から男子生徒を含む複数の同級生に対し、顔や胸を殴るなどの暴行を繰り返し、セミやミミズなどを食べるよう強要していたという。8月下旬、被害に遭った生徒の保護者から石神井署に相談があり、発覚した。(2017/05/23-11:30)
「地毛証明書」は生徒のためか、プライバシーの侵害か――。東京の都立高の約6割が導入しているこの制度について、都立高を所管する東京都教育委員会の堀川勝史・主任指導主事(生活指導担当)と、批判的な山梨学院大の荒牧重人教授(子ども法)に話を聞いた。(土居新平、峯俊一平) 「間違った指導を防ぐため」堀川勝史・東京都教委主任指導主事 ――地毛証明書を導入する理由は何ですか 「生来の頭髪が茶色いなど指導上の配慮が必要な生徒に対し、事前に申告するよう依頼する学校がある。しっかり頭髪指導をする中で、(地毛が茶色い生徒に)間違った指導をしないために行われている」 「保護者や地域住民から生活指導について改善を求められている一部の学校では、一人の生徒の違反行為を見逃すと、それが全体に波及して学校全体の規範意識が低下することもありうる。頭髪指導を徹底するため、保護者に協力を求め、書面による届け出を依頼するところが
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