女が生活保護費など管理=集団生活の女性死亡-兵庫県警 兵庫県川西市の民家で2013年、集団生活していた肥後恭子さん=当時(25)=が暴行され死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された4人のうち、無職田口恵子容疑者(32)が生活保護費や同居人の給与などを管理していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、田口容疑者が暴行を主導した可能性があるとみて調べを進める。 捜査関係者によると、08年ごろ田口容疑者と肥後さんの元夫の弟下地道嗣容疑者(34)が内縁関係になり、下地容疑者と幼なじみだった肥後さんの兄(29)と同居を開始。そこに肥後さんや子供らが次々と加わり、3軒の民家を行き来しながら集団生活を送っていた。 今年7月、同居していた20代女性から「給与のほぼ全額を渡している」と聞いた知人が、県警に「支配されたような生活をしているのではないか」と相談。捜査の結果、田口容疑者らが今回逮