人材確保専門委員会の田中座長(左から2人目) 厚生労働省は13日、矯正施設に配置された非常勤の社会福祉士が、2016年度は115人に上ることを、同日の社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会(座長=田中滋・慶應義塾大名誉教授)で明らかにした。法務省矯正局による資料として初めて公表した。社会福祉士の職域が広がっていることを示すもので、専門委員会はさらに広げる方向で議論を進める。 115人のうち刑事施設の配置は99人(70施設)、少年院は16人(16施設)。これに対し、非常勤の精神保健福祉士は刑事施設に8人(8施設)、少年院に2人(2施設)。いずれも予算上の人数。各施設が予算内で雇用数を調整できるため、実人数がこの通りとは限らない。 社会福祉士の配置は07年度、刑事施設に8人で始まり、09年度に70人に急増した。精神保健福祉士の配置は04年度に始まり、その人数は07年度以降横ばいになってい
3福祉士への否定的意見は出なかった 厚生労働省の「第4回保育士養成課程等検討会」(座長=汐見稔幸・白梅学園大学長)が開かれ、福祉系の国家資格を持つ人が保育士試験を受験する際に、科目の一部を免除するかどうかについて議論した。 現行制度では、幼稚園教諭の免許状を持つ人は、保育士試験の受験科目の一部を免除されている。しかし、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士など福祉系国家資格の場合は免除規定がない。 一方、保育士養成施設の卒業者は、介護福祉士養成施設で課程の一部が免除されている。 会合では、福祉系国家資格と保育士の養成課程の科目を比較。厚労省は、どの福祉系国家資格を対象に、養成課程の履修科目の免除を実施するかや、保育士試験科目の免除を行うかを論点に挙げた。 免除規定を設けることについて、委員からは「保育士資格にさまざまな領域から入ってくるのは止められない」(阿部和子・大妻女子大教授)などと、
総合トップ> 教育> 教育動向> スクールカウンセラー ソーシャルワーカー チーム学校 スクールカウンセラーやソーシャルワーカー、期待高まるけれど……? 教育動向 学校は教職員だけでなく、心理や教育相談などの専門スタッフも加えて……。中央教育審議会が昨年末の答申で打ち出した「チーム学校」方針によって、スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)の存在に、改めて注目が集まっています。文部科学省も、SCやSSWの役割を含めた教育相談体制についての検討を始めました。しかし、教員や事務職員などと同様に、日常的な業務を担うには、まだまだハードルが高いようです。 ※中教審答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afield
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