標隆司さんが撮影した記念写真 児童養護施設で育った人に振り袖姿の写真を贈る「ACHA project」(アチャプロジェクト)が始まってもうすぐ1年になる。代表の山本昌子さん(23)自身も施設で育ち、経済的負担の重さから振り袖を着られず、成人式を断念。「同じ境遇の後輩には、あの孤独感を味わってほしくない」。1人でゼロから積み上げた彼女の行動力に、共感の輪が広がりつつある。 思い出の地で撮影 「ちょーヤバイ! かわいい! もう少し上向いて」―。1月下旬の「浜離宮恩賜公園」(東京都中央区)。山本代表が高い声を出すと、場の空気が温まり、次第にモデルの表情も柔らかくなった。 今回撮影に臨んだのは、都内の児童養護施設出身で知人の紹介により応募したアヤさん(20、仮名)。かつて茶道部の活動で来た同公園を自ら撮影場所として選んだ。 同行スタッフは、カメラマンや着付け、メイクなどを担当する計7人。皆ボランテ
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