障害のある子ども(6~18歳)が利用する「放課後等デイサービス」(放課後デイ)で、事故が急増している。毎日新聞が都道府県など67自治体にアンケートしたところ、2016年度に少なくとも965件発生。17年度も11月末時点で691件と1000件を超えるペースだ。背景には、新規参入事業者が相次ぎ、サービスの質の確保が追いついていない状況がある。 各事業者には事故があれば都道府県・政令市・中核市に報告するよう義務づけられている。毎日新聞は昨年12月、計69自治体に対して報告件数を聞き、岩手、山形両県を除く67自治体から回答を得た。