視覚障害者の“就労”に関する事例&アイデア募集コンテスト「アイシー ワーキング アワード」を開催 プレスリリース発表元企業:公益社団法人ネクストビジョン 配信日時: 2016-04-27 18:00:00 ヒトiPS細胞を使った世界初の移植手術に成功した理化学研究所・高橋政代プロジェクトリーダーが提唱する、視覚障害者の社会価値の創出を目指すプロジェクト「アイシー運動」(運営:公益社団法人ネクストビジョン)では、このたび、見えない・見えにくい人の「就労」に関する事例やアイデアを募集し、表彰するコンテスト「アイシー ワーキング アワード」を創設した。 優秀な事例と評価された企業・団体、視覚障害のバリアバリューを生み出すアイデアは、11月頃に執り行う表彰イベントで発表する。応募は9月30日(金)まで公式HP( http://isee-movement.org/ )等で受け付けている。 「アイシー
世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の網膜細胞移植手術を手がけた理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが31日、神戸市内で記者会見し、視覚障害者の就労支援などを行うプロジェクト「i(アイ)see(シー)!運動」を2月1日から始めると発表した。 プロジェクトは高橋氏が理事を務める公益社団法人「ネクストビジョン」(同市)が取り組む。視覚障害者に働き方を提案し、企業側への啓発にも力を入れる。来年秋に同市に開業する網膜再生医療研究・治療施設「神戸アイセンター(仮称)」に拠点を置き、治療から就労まで一貫してサポートを受けられる環境づくりを目指す。 国内の視覚障害者は約164万人とされるが、全盲でない人でも、通勤時の事故などの懸念から雇用は十分に進んでいないのが現状という。高橋氏は「視覚障害者の方が社会にとけ込む手助けをしたい」と話した。
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