【横浜】トーキンオール(川崎市川崎区、吉田基一社長、044・333・0012)は、明治大学や神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)などとの産学官連携で6輪機構の「ハンドル型電動車いす」を開発した。搭載したセンサーにより障害物や段差を認識し、自動で停止や回避する。今後神奈川県の「さがみロボット産業特区」などを活用し実証実験を行う。2018年度の製品化を目指す。 「ハンドル型電動車いす」はそれぞれ独立した関節を持つ6輪機構のため段差に強く、転倒しにくい。車体前方の二つの2次元レーザーセンサーで前方約270度の障害物や軌道を調べながら進む。この「パスプランニング」機能は明治大学理工学部の黒田洋司教授の指導を受けた。 大きさは全長1200ミリ×幅700ミリ×高さ1090ミリメートル。速度は時速6キロメートルでJIS(日本工業規格)の規格範囲に準拠した。鉄製で重さは約100キログラム、最大走行
「人工知能を備えた義手」でめざすバリアフリー。脳と機械の融合はもう始まっています2017.02.27 19:366,349 Mugendai 渡邊徹則 本物のイノベーターってこういう方をいうのでしょう。 事故で腕を失ったり、生まれながらに欠損している人が利用する義手。「装飾用義手」に代表されるように、これまでの義手は手首や指を動かせないものも多くありました。 電気通信大学の横井浩史教授が研究を進めているのは、「筋電義手」と呼ばれる新しい義手。これを装着すれば、自分の意志で本当の手のように動かすことができます。 IBMのWebメディア、Mugendai(無限大)では、その横井教授のロングインタビューが掲載されていました。開発に人工知能も応用しているという最先端技術はもちろん、教授のその一途な思い、優しく熱い人柄などが垣間見える内容となっていましたよ。 筋肉の電気信号で動かす。筋電義手ってどん
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