ドナルド・トランプ大統領により性急に実行された大統領令のために、先週末は混乱が続いた。7カ国からのイスラム教徒がアメリカの空港で勾留され、それ以外の多くの人々も入国を拒否され、アメリカ行きの飛行機に乗ることすらできなかった。 大統領令はイスラム教の名前を出すことなく、巧妙にイスラム教徒の入国を禁止するよう書かれていた(宗教を理由にすればアメリカ合衆国憲法修正第1条に明確に違反する)。アメリカ政府は1942年にも同じようなことをした。当時の大統領フランクリン・D・ルーズベルトは日本にルーツを持つアメリカ人を標的にした大統領令に署名したが、そこには日系アメリカ人とは特に書かれていなかった。