長引く内戦に、米英仏の軍事介入もあり、戦火が続くシリア。静岡市内で家族と暮らす30代のシリア人男性が母国への支援を訴えている。シリアでは政権側と反体制側の戦闘が7年以上も続き、560万人以上が国外に逃れた。男性は「シリアはシリア人の国。介入する国はシリアのことを本当に思っているのか。苦しむシリア人を救ってほしい」と願っている。 男性はシリアにいる両親や兄弟らが、アサド政権に弾圧される恐れがあるとして匿名を条件に取材に応じた。
長引く内戦に、米英仏の軍事介入もあり、戦火が続くシリア。静岡市内で家族と暮らす30代のシリア人男性が母国への支援を訴えている。シリアでは政権側と反体制側の戦闘が7年以上も続き、560万人以上が国外に逃れた。男性は「シリアはシリア人の国。介入する国はシリアのことを本当に思っているのか。苦しむシリア人を救ってほしい」と願っている。 男性はシリアにいる両親や兄弟らが、アサド政権に弾圧される恐れがあるとして匿名を条件に取材に応じた。
沖縄は15日、日本復帰から45年を迎えた。亜熱帯の気候や独特の歴史、文化の魅力は国境を越え、観光の成長が著しい。一方、日米の思惑のもと、米軍統治下のひずみや変わらぬ基地の集中が、県民の暮らしを脅かし続ける。光と影、変わるもの、変わらないもの――。沖縄のいまをみつめる。 876万人来県、年収は低いまま 4月下旬、台湾人観光客ら約1600人が乗る5万トン級の大型クルーズ船が、沖縄市の港に横づけされた。那覇市に2009年にできた専用ふ頭が満杯で、16年からこの貨物港も使う。 クルーズ船の沖縄県への寄港は昨年、387回で全国トップ。観光客数は約876万人で、復帰した1972年度の16倍に。外国人客が200万人を突破した。県民総所得に占める観光収入の割合は、軍関係収入の2倍だ。 それでも、雇用環境はバラ色ではない。本島中部のリゾートホテルで働く40代男性は人手不足のため午前8時から午後8時まで働き、
新聞の配達の練習をするジャムールさん(右)。中央は新聞販売店を経営する瀬谷一世さん=栃木県鹿沼市で賀川智子撮影 内戦が続くシリアから逃れ、日本で仕事を求めていたマハムド・ムスタファ・ジャムールさん(36)が、昨年11月の毎日新聞の報道をきっかけに栃木県鹿沼市の新聞販売店で勤めることになった。「家族を呼び寄せるためにも一日も早く仕事を覚えたい」と新しい仕事に励んでいる。 雇用したのは毎日新聞などの販売店を経営する瀬谷一世(せや・かずよ)さん(37)。ジャムールさんは就労できる「在留特別許可」を得ているのに、日本語が壁になって仕事が見つからないことを伝えた昨年11月30日付夕刊(東京本社版)の記事を読み、「ジャムールさんを雇用することはシリアへの支援にもなる」と支援団体に連絡した。 面談で双方が雇用に合意。1月から日中は新聞広告の折り込み作業に従事し、週2日、市内の日本語教室に通っている。今後
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く