ヒューマンアルバ社は非行歴・犯罪歴のある依存症者の治療と就労支援を行う民間回復施設開業のため、クラウドファンディングを行っている。 募集期間は6月29日~7月27日で、目標金額は300万円。達成すれば2017年12月に施設を開業するという。 「依存症者が再犯せず生きていくには、安定した仕事が必要」 同社のまとめによると、日本には推定約700万人の依存症者がいるといわれている。厚生労働省のデータでは、2014年に麻薬・覚醒剤事犯で検挙された人数は約1万3000人にもなる。 ギャンブル・アルコール・薬物等の依存症は精神疾患のため、本人の意志の強さだけでは治すことができない。しかし医療機関を受診したのは約3000人に留まっている。要因として依存治療を行う機関の不足が挙げられる。 同サービスは専門の治療・回復プログラムや職業訓練教育、カウンセリング等を受けながら、就労支援を受けられるというものだ。