厚生労働省は9日、2016年度に特別養護老人ホームなどの介護施設で発覚した職員による高齢者への虐待は452件だったと発表した。前年度比で約11%増加し、調査を開始した06年度以降で最多。虐待への問題意識の高まりが相談や通報件数の増加の背景と見られ、厚労省は「自治体への聞き取り調査などを通じて実態把握につなげたい」としている。06年度施行の高齢者虐待防止法に基づき、都道府県や市町村が相談や通報を
介護ヘルパーの収入を申告せず生活保護費をだまし取ったとして、大阪府警黒山署などは19日、詐欺容疑で堺市東区大美野の介護施設職員、中辻寿子容疑者(73)を逮捕した。「借金があり、生活保護費だけでは苦しかったので、収入を申告しなかった」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は、平成22年12月~26年8月、大阪狭山市から生活保護を受給しながらヘルパーとして得た収入約400万円を隠し、45回にわたり計約513万円をだまし取ったとしている。 同署によると、中辻容疑者は過去に喫茶店を経営してた大阪狭山市に居住しているとして、同市に生活保護を申請。昨年7月、市内での生活実態がなく不正受給の疑いがあるとして市側が同署に相談していた。
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