映画ニュース 2018/4/9 18:30 評論家の97%が絶賛!手話で展開するホラー映画『A Quiet Place』が全米で話題沸騰中 俳優ジョン・クラシンスキーと、実妻で女優のエミリー・ブラントが共演した新作ホラー映画『A Quiet Place(原題)』が絶賛されており、4月7日時点で「Rotten Tomatoes」のスコアは97%の評論家が絶賛となっている。 本作は、音に反応するモンスターが地球の生き物を食いつくした人類絶滅寸前のアメリカの田舎で、ひっそりと暮らすアボット一家を描く。一家は夫のリー(ジョン・クラシンスキー)、臨月の妻のエヴリン(エミリー・ブラント)と、2人の息子、聴覚障害をもつ娘の5人暮らし。コミュニケーションは全て手話、歩く時は全員裸足で音を立てずに静かに暮らしていながらも、常に死の危機にさらされる…というサバイバルホラーだ。 監督もジョン・クラシンスキーが務
【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は3日までに、高齢者人口の増大などで世界的に聴覚障害に苦しむ人が増えており、2050年には現在の推計約4億7千万人から9億人に達する可能性があると発表した。日本でも08年の約500万人から現在は550万人に増加したと推定した。聴覚障害の原因としては加齢のほか、はしか、水ぼうそうなどの感染症や結核などの治療剤による副作用を挙げた。さらにスマートフォンなど
【8月5日 AFP】コロンビアの首都ボゴタ( Bogota )に同国初、聴覚、言語障害のある人々のためのカフェがある。「Sin Palabras(言葉は不要)」という名前のこのカフェでは、互いに支障なくコミュニケーションが取れるようメニューに手話の説明書きがされている。7月19日撮影。(c)AFP
「きらめく拍手の音」監督が語る ろう者の両親の世界は美しい 2017年6月8日 18:00 インタビューに応じたイギル・ボラ監督[映画.com ニュース] 26歳の韓国の新鋭女性監督イギル・ボラがろう者の両親を描いたドキュメンタリー「きらめく拍手の音」が6月10日、東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。 同映画は、ろう者の親を持つ聴者「コーダ」(Coda,Children of Deaf Adultsの略)として生まれ育ったイギル監督が、両親の生い立ち、結婚、今の生活、夢を綴ったもの。2015年、韓国で公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門では特別賞を受賞した。自身の“ファミリー・ヒストリー”を優しく見つめる本作はろう者の生活ぶりや、ろう者の両親を持つということがどんなことなのかを垣間見ることができる。 名刺の肩書には「監督」(director)では
スヌープ・ドッグのライブで手話通訳を務めた女性が注目を集めている。 ▼Snoop Dogg with Interpreter 米ニューオーリンズで開催された「ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバル」では、毎年ステージ横で手話通訳士が歌詞を訳しているというが、ラップの通訳を務めたホリー・マニアティさんはその難しさにもかかわらず、音楽の持つうねりや感情を手話で表現し、会場をひとつにすることに尽力。 ネットでも「彼女は本当に素晴らしい」「これまでで最も有意義なダンスだろう」「見事としかいいようが無い」「まさかスヌープ・ドッグ本人よりも目立つとは思っていなかったのではないか。すごい人だ」と称賛が寄せられている。
米ハワイの空港で1月、聴覚障害のある日本人観光客の女性が尋問された際、手話通訳を頼んだのに拒否されたとして、人権団体の全米市民自由連合(ACLU)は11日までに米国土安全保障省に対し、障害者の権利を保障する法律に違反したとして調査などを要求した。 ACLUなどによると、女性は1月31日、ハワイに住むボーイフレンドを訪ねるためハワイの空港に到着したところ、税関・国境警備局から過去の米国留学などについて質問を受けた。女性は受け答えのために手話通訳を要求したが拒否された。(共同)
手話を知らなくても大丈夫…機械学習による自動読唇術で音声なしのスムーズな会話が可能に2016.11.15 12:058,155 湯木進悟 日本語でもできるかな? もし声に出して会話ができない、音声のない世界に身を置くことになってしまったとしたら、どうやってコミュニケーションを取りますか? 筆談をしたり、手話を覚えたり、いくつか選択肢はあるものの、もっとも手っ取り早いのは、話す人の唇を見て、なにが語られているのかを読み取る「読唇術」かもしれませんよね。 とはいえ、音声をシャットアウトし、口の動きだけで会話を読み取るなんて、簡単なことではありません。ゆっくりと話してもらっても、やはりハードルが高いのは否めないでしょう。言語によって違いはあるでしょうけど、読唇術のプロであっても、読み取り精度は52%程度とされています。 しかしながら、このほど英オックスフォード大学の研究チームは、読唇術専用のソフ
「世界一静かなスタバ」=店員は聴覚障害者-マレーシアで開業中 手話のポーズを取る「世界一静かなスタバ」で働く店員ら=17日、クアラルンプール 【クアラルンプール時事】聴覚障害者が接客やドリンク作りをこなす米コーヒーチェーン「スターバックス」の店舗が7月、マレーシアの首都クアラルンプールで正式にオープンした。他の店舗では注文を復唱する店員の声が響くが、ここでは代わりに手話が飛び交う。ネット上では「世界一静かなスタバ」と紹介され、海外からも客が訪れるほど評判となっている。 ショッピングモールにある店舗では現在、12人の聴覚障害者と2人の健常者が働いている。ほぼ聴覚障害者のみで営業するスタバの店舗は世界で初めてという。 マレーシアでスタバを展開する企業の関係者は「スタバで仕事をしたい」と希望する障害者が増えている状況などを考慮したと説明。以前から働いている聴覚障害者の中に「将来(ドリンクを作
★大人のエンタメ まさに“規格外”。18日公開のウクライナ映画「ザ・トライブ」(ミロスラヴ・スラポシュピツキー監督)は、132分という長尺にもかかわらず、全編せりふもテロップも一切なしという異質な映画なのだ。 なぜか。それは舞台は聾唖(ろうあ)の寄宿学校だから。会話は手話のみ。プロの役者はひとりも登場しない。観客は目の前で起きている出来事を、自分で咀嚼しながら見なくてはならない。だからこそ、劇中で起きる事件が凄まじいリアリティーで迫ってくる。 校内に巣くう犯罪組織のヒエラルキー。いじめや強奪、教師も仲間の売春、違法堕胎…。次々と起きるセンセーショナルな事件は、演技とノンフィクションの線引きさえ分からなくなる。物議を醸したのもうなずけるほどのバイオレンス性だ。 主人公は転校してきたセルゲイ(グレゴリー・フェセンコ)。とりわけ衝撃的なのは、このセルゲイが好きになったアナ(ヤナ・ノヴィコヴァ)の
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