群馬）聴覚障害の学生支援、群大の実践例が準優勝：朝日新聞デジタル
聴覚障害の大学生を学内で支援する取り組みなどについて発表する「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト２０１５」が１９、２０の両日、福岡県であった。来場者の投票で、群馬大のチームは準優勝にあたる準ＰＥＰＮｅｔ―Ｊａｐａｎ賞を受賞した。 「日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク」が主催した。群大チームは、聴覚障害のある学生５人を含む９人で「支援体制が整うことからくる矛盾に挑む」をテーマに発表した。 サポート役の学生が両隣に座り、講義で話した内容をパソコンに打ち出したり、手話通訳の制度が整ったりしたことで利便性は高まっている一方で、支援する特定の学生以外との接点が減り、友人関係が制限されてしまうなどの課題に着目。そのうえで、支援する側と障害者という関係を超え、「聴覚障害の学生自らが、理想の支援のあり方を考え、周りに本音を伝えていくことなどが必要だ」とまとめた。 発表のリーダーで、自身も聴覚
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