山梨市正徳寺のJR中央線の踏切内で3日夜、近くに住む最賀(さいが)まさえさん(85)が新宿発松本行きの特急あずさ27号(9両編成)にはねられて死亡した事故で、踏切に設置されていた障害物検知装置が事故当時、反応しなかったことが判明した。 踏切は幅約2メートル、長さ約10メートル。最賀さんは「シニアカー」と呼ばれる高…
山梨市正徳寺のJR中央線の踏切内で3日夜、近くに住む最賀(さいが)まさえさん(85)が新宿発松本行きの特急あずさ27号(9両編成)にはねられて死亡した事故で、踏切に設置されていた障害物検知装置が事故当時、反応しなかったことが判明した。 踏切は幅約2メートル、長さ約10メートル。最賀さんは「シニアカー」と呼ばれる高…
読売新聞が2010年から先月までに起きた計50件(未遂含む)を調査・分析したところ、加害者は65歳以上が7割を占め、子供の「ひきこもり」や暴力にもかかわらず、長く周囲から支援を受けられなかった高齢の親が事件を起こしている傾向がわかった。将来への悲観や介護疲れが背景にあり、国などによる実態把握が求められる。 警察発表や裁判資料などで、親が子供のひきこもりや心身の障害、難病などに悩んでいたことが確認できた事件は50件。被害者が18歳未満の事件は、児童虐待など動機や背景が異なるケースが多く、対象から除いた。 50件の動機や背景(重複あり)を分析したところ、「親が亡くなった後などの子供の将来を悲観」が約6割の28件に上った。「子供からの暴力」も20件と目立った。
介護事業所が不正受給=補助金など1億5千万円超-東大阪市 大阪府東大阪市の社会福祉法人「青山会」が運営する介護事業所が5年間にわたり、市の補助金など計約1億5690万円を不正に受給していたとして、市は28日、事業所の資格を3月31日付で取り消すと発表した。 問題になったのは東大阪市内の介護事業所「ハッピークラブ」。市によると、必要な許可を得ずに高齢者や知的障害者らを車で送迎していたのに、補助金などを受けるため公共交通機関を使ったと虚偽の記録を作成したほか、通院介助の回数を改ざんするなどしていた。 不正受給は2012年2月以降、補助金が約1億1220万円、介護給付費は約4470万円に上る。従業員の内部告発で発覚した。市の調査に事業所側は「補助金などがないと採算が取れない」と説明したという。 青山会の東口謡子理事長は東大阪市役所で記者会見し、「不正を行ったことは深く反省している。信頼回復
滋賀県湖南市社会福祉協議会の嘱託職員が、認知症の人や知的障害者に代わって管理していた預金通帳から現金を引き出した問題で、同県警甲賀署は18日、窃盗と詐欺の疑いで同市岩根の元嘱託職員、牧田聡美容疑者(48)=懲戒解雇=を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は、6月29日、同社協の金庫から管理していた対象者の通帳1通と印鑑1本を盗み、同市内の金融機関の窓口で預金払い出しの承認を得ているように装って、現金11万円をだまし取ったとしている。 同社協によると、牧田容疑者は、認知症の人や知的障害者などの預金通帳を本人に代わって管理する「地域福祉権利擁護事業」に携わり、約30人の生活支援を担当していた。 9月下旬に利用者の書類整理などを行っていた際、通帳に不審な入出金があり発覚。今月に入って同署に被害届を提出し、17日に懲戒解雇していた。同社協は、牧田容疑者が男女5人の口座から計約210万円を着服して
長崎県佐世保市が指定管理者によって運営している福祉施設「老人・身体障がい者憩の家 いでゆ荘」(同市広田3丁目)で、男性所長が施設内に差別と受け取られる不適切なはり紙をしたとして、市が指定管理者を指導していたことが、17日の市議会一般質問で明らかになった。 いでゆ荘には入浴施設や教養娯楽室などがあり、60歳以上や体の不自由な人たちが有料で利用している。質問した山下千秋市議(共産)や市によると、所長は施設のスリッパについて、「認知症の方 元に戻して下さい」「高齢者社会のお荷物になるな」といったことを書いた紙を張った。 5月下旬に利用者が所長の更迭を市に訴えて問題が発覚。施設側は市に対して整理を促すためだったと認めたうえで改善策を示したという。塚元勝市保健福祉部長は「看過できない部分があり、厳重注意した。平等で公正な接遇対応をとらせることができなかったことは市にも一因がある」と話した。
母親と次男がよく行ったという大阪市の障害者向け施設「アミティ舞洲」=大阪市此花区で2016年2月21日、山崎一輝撮影 介護に疲れたり、将来を悲観したりして、年老いた親が重度障害者のわが子に手をかける事件が相次いでいる。44年にわたって介護を続けた脳性まひの次男(当時44歳)を殺害したとして、殺人罪に問われた大阪市の母親(74)は今年1月、大阪地裁の法廷で泣き崩れた。「後悔の念でいっぱい。本当にかわいい息子だった」【「介護家族」取材班】 母親は2014年11月22日午前8時ごろ、自宅で寝ていた次男の首を腰ひもで絞めて殺害したとされる。間もなく帰宅した長男(49)が異変に気付いて119番通報した。次男が息を引き取った後、母親は仏壇の前でお経をあげていたという。 この記事は有料記事です。 残り1393文字(全文1667文字)
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