目が不自由な子供たちに、泳ぐ魚に直接触れてもらおうと、県立和歌山盲学校(和歌山市府中)で16日、アユのつかみ取り体験が行われ、子供たちがいけすの中に入って楽しんだ。 県内水面漁業協同組合連合会(紀の川市桃山町)の協力で実施。体長約15センチのアユ150匹が約2・5メートル四方のいけすに放され、子供たち16人がつかみ取りに挑戦した。 アユがいけすに放たれると、子供たちは夢中でアユを追いかけ、「捕まえた」と笑顔を見せていた。20匹のアユを捕まえたという岩上航君(10)は「アユがぬるぬるしていて楽しかった」と笑顔。坂口勝弘校長は「目が不自由な子供たちにとって、触れて学ぶ機会は重要。こういう機会をもっと作っていきたい」と話していた。
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