人型ロボットの「Pepper(ペッパー)」が26日、萩市大井の特別養護老人ホーム「オアシスはぎ園」で“勤務”初日を迎え、近くの保育園児らの合唱を指揮するなどして入所者を喜ばせた。 ロボットを使った質の高いサービスを提供しようと、県社会福祉事業団が、運営する県内9カ所の高齢者や障害者、児童福祉施設への導入を決めた。第1号がは…
LITALICO(リタリコ)は精神疾患を抱える人の就労支援で人工知能(AI)を活用している。スタッフが日々作成する支援記録から、スタッフでも見抜きにくい症状重篤化のサインをAIが判別する。サインを見抜くのは熟練スタッフでも難しい。重篤化は最悪で自殺に至ることもあり、AIの役割は重要だ。 リタリコの就労支援サービス「LITALICOワークス」の拠点は全国に59あり、6000人を超える人を支援している。利用者はうつ病など精神疾患を抱える人が主だ。400人以上のスタッフがメンタルケアをしながら就労に必要なスキルを教えるなどの支援を行う。 うつ病などの精神疾患の場合、ストレスをためて症状が悪化するリスクがある。仕事だけでなく日常生活でもストレスをためる危険があり、最悪の場合は自殺に至ってしまう。 それを防ぐため、スタッフはメンタルケアと併せ、被支援者の日々の状態や会話などを支援記録として本部に報告
ゼミの様子。左奥が伊藤理事長、左前が武田ディレクター NPO法人「NPO人材開発機構」(東京都新宿区)は障害事業所の職員を対象にしたオンライン研修講座を行っている。2016年に開始したサポーターズカレッジは、障害特性や福祉制度、リスクマネジメントなどの講座をスマートフォンなどでいつでも受講できる。月1回、事例検討を行う「Liveゼミ」も開いており、好評だという。 「ある利用者が特定の職員を毛嫌いし、攻撃的になって手が付けられない。こんなケースではどうすればいいでしょうか」。 12月に開かれたサポカレのゼミで、伊藤善彦・社会福祉法人江東楓の会理事長がこう問い掛けると、モニター越しに受講生らは「うーん」とうなった。この日受講していたのは、社会福祉法人春濤会(千葉)、NPO法人ラ・メール(東京)、同ひまわり(同)、同滋賀県社会就労事業振興センターの職員など10人に上る。 まずは、利用者や支援者の
【WOMEN】医療と福祉の架け橋に 神戸アイセンター・ビジョンパークの情報コンシェルジュ、別府あかねさん 目の病気の研究・治療から臨床応用、リハビリ・就労支援までをトータルサポートする全国初の眼科専門施設として昨年12月、神戸市中央区にオープンした「神戸アイセンター」。その玄関に設けられた「ビジョンパーク」で、家族と離れ、医療と福祉の懸け橋として奮闘する女性がいる。情報コンシェルジュ、別府(べふ)あかねさん(42)。専門知識と笑顔が最大の武器だ。 視覚障害サポート施設で奮闘 別府さんは高知市出身。一昨年は、視能訓練士の資格を取るために、大阪で1人住まいをし、昨年4月からは、ビジョンパークを運営する公益社団法人ネクストビジョン(神戸市中央区)のスタッフとして、小学2年生の娘と神戸で2人暮らしをしている。 「小学6年生の長男と夫は高知にいますが、昨年、夫が県内に転勤になり単身赴任。長男は高知市
時間かけ指導、将来は伝統産業の担い手に 知的障害などのある人が働く福祉施設「西陣工房」(京都市北区)は、利用者が手作業で西陣織や京くみひもを製造している。施設長で伝統工芸士の河合隆さん(60)が「箱折りやシール貼りなどの簡単な作業ではなく、やりがいのある仕事を」との思いから2004年に開所し、指導にあたっている。「ゆっくりと時間をかければ、将来は伝統工芸士も夢ではない。誇りの持てる技術を身につけてほしい」と願っている。【国本ようこ】 現在、10代~70代の24人が、組ひもや手織りによる機織りなどを担当。絹糸を使った組ひもではストラップ、機織りではショールや名札入れ、がま口などのオリジナル商品を300円から製作・販売している。
コミュニケーションロボット市場は2020年に87億円へ、介護需要と東京五輪で拡大:ロボット開発ニュース 矢野経済研究所が、国内コミュニケーションロボット市場の調査結果を発表。介護用途や、東京オリンピック・パラリンピックに向けた観光案内、多言語対応用途などでロボットの導入が進み、2020年度の国内市場規模を87億4000万円になると予測する。 矢野経済研究所は2017年3月28日、国内のコミュニケーションロボット市場に関する調査結果を発表した。同調査は、コミュニケーションロボットメーカーや研究開発企業、関連団体、関係省庁などを対象としたもので、同年1~3月にかけて、面談や電話、電子メールによるヒアリングと文献調査を併せて実施した。 調査結果によると、2015年度の国内コミュニケーションロボット市場規模は23億8500万円(メーカー出荷金額ベース:以下同)で、前年度比279.9%と大きく伸長し
日本初!いよいよ障がい者支援をする人のためのオンライン教育が開始!障がい者支援施設向けオンライン教育「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」がスタート 教育 「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」は、障がい者支援施設で働く新人~施設長・経営層までのすべての職員を対象とした日本初のオンライン教育です。毎週配信される「15分で学べる『Web講義』」と、業界初、インターネット会議システムでつながりを通じて多様な法人、施設の職員が学び合う『Liveゼミ』を中心に、障がい者支援施設における計画的な人材育成、そして全国の障がい者支援施設で働く人たちの「働きがい」×「支援力」の向上を目指します。●月額1万2500円で何名でも受講し放題 ●現場経験豊富な講師陣による実践的な講義内容●業界初! インターネットで中継で参加できるゼミを開催●毎週最新の15分で学べる障がい者支援のためのWEB講義を配信●企業の障が
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