台湾南部で昨年2月に発生し、マンションが倒壊するなどして117人が犠牲となった地震から間もなく1年になる。がれきの中から救出されて両足を切断することになった一人の男性は、家族に支えられながら、「日本で障害者福祉を学びたい」と日本語を勉強し始めた。 「わたしは、たいわんじんです」「なまえは、チアイーです」 昨年11月に退院してから暮らしている台南市内の福祉住宅に、被災した洪家益(ホンチアイー)さん(33)の声が響く。週1回、家庭教師を務めているのは地元の成功大学に留学中の小島裕一郎さん(27)だ。洪さんが日本語を学び始めて2カ月。ひらがなとカタカナは、ほぼ読めるようになった。 地震が起きたのは昨年2月6日の未明だった。旧正月の「春節」の連休初日。洪さんは倒壊してしまう16階建てマンションの15階の一室で、妻と生後4カ月半になる長男と同じベッドに寝ていた。 「大きな揺れに一瞬、目覚めて、その後
世界保健機関(WHO)は人々の生活の質を向上させるために優先されるべき50の福祉用具リストを作成すると発表した。日本語を含む世界50の言語に対応した調査票を公式サイトに掲載し,オンライン調査への協力を呼びかけている。調査対象は全ての関与者。
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