分析・計測機器メーカーの堀場製作所が今年から平成32年までの新中長期経営計画で、多様な人材で成長を加速させる「HORIBAステンドグラス・プロジェクト」を重点施策の一つに組み込んだ。外国人や女性、障害者らの個性を職場に生かし、新しい価値の創出を目指す。プロジェクトが生まれた背景には、病を抱えながらも職場で笑顔を絶やさず、後輩に鮮烈な印象を残した女性がいた。 ◇ 多彩な個性で 「博士号を持って入社しているのだから即戦力として使ってほしい」 堀場製作所の京都市南区の本社では2年前から毎年1~2回、外国人社員約10人と役員の懇親会が開かれ、社員の本音が飛び出す。ステンドグラス・プロジェクトの一環だ。 全世界の拠点を含めた社員約7千人のうち約4500人が外国人だが、このうち国内で働くのは約30人。 「研究実績を製品開発に生かしたい」などの動機で入社するケースが多いが、「日本のキャリアスピードが遅い
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