映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」に出演する(左から)三浦春馬さん、大泉洋さん、高畑充希さん 渡辺一史さんのノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫)が、俳優の大泉洋さん主演で映画化されることが23日、分かった。映画のタイトルは「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」で、高畑充希さん、三浦春馬さんが出演することも併せて発表された。 映画は、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した渡辺さんの書籍が原作。12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症しながらも、信じられないバイタリティーで人生を駆け抜け、2002年に亡くなった鹿野(しかの)靖明さんと、共に生きたボランティアや家族の姿を描く。 北海道の医学生・田中久(三浦春馬さん)はボランティアとして、体が不自由な鹿野靖明(大泉洋さん)と知り合う