高速バスのウィラーエクスプレスジャパン(東京・江東)は運転手の健康に配慮した宿泊施設を東京・新木場に新設した=写真。保健師が常駐して保健指導にあたる。食堂では、脂質や塩分の少ないメニューを用意する。健康経営を実践し、脳梗塞や心筋梗塞、居眠りを原因とする交通事故を防ぐ。同社はギアチェンジなど運転の一部を自動化
ご高齢者の楽しみのひとつになり、 食欲増進の一助になれば。 吉野家では2017年2月、高齢者向け牛丼の具「吉野家のやさしいごはん 牛丼の具」の発売を開始した。特に咀嚼・嚥下機能が低下したご高齢の方でも、美味しく、楽しく食べられる牛丼の具だ。これを開発したのは、新業態事業本部ケア事業で事業部長を務める佐々木透。開発に1年以上をかけ、100回以上の試作を繰り返して完成したこの商品を、佐々木は「自身が歳をとった時に食べたい商品」と表現した。「介護施設に入っている方々は、自分で食事を選ぶことができません。この『吉野家のやさしいごはん 牛丼の具』をご飯と一緒に、時々でも召し上がることで、食べる喜びを思い出していただけたらと思っています」。 吉野家と介護食。これには、佐々木の個人的な体験と思いがあった。佐々木は高齢の両親に冷凍牛丼を送っていたが、88歳になる父親には肉が大きく、食べることが困難なことが
料理があまり得意でない若い世代から、忙しくてあまり手間をかけられない働き盛り、また力の弱くなった年代の方まで、とにかく調理をラクに簡単にしたいと願うすべての人におススメしたい画期的なユニバーサルデザインのアイデアキッチングッズの新シリーズが、アルモニイサービス(http://armo-s.co.jp/)より登場した。 アルモニイサービスとは、食育から生活習慣病予防まで、さまざまな食に関する提案をしてきた料理研究家の安井レイコさんが代表を勤める会社で、今回も「料理が簡単に楽しくできる」のはもちろん、「子どもたちの健康を考えた、安心な」「食卓シーンやキッチンが明るくキレイになるような」をテーマに商品開発を手掛けている。 例えばクリップ水切りざる(大 税抜3300円・小 税抜2500円)。これは、クリップでつけるだけで、鍋でもボールでも何でも水切りざるになるというスグレモノ。パスタも野菜も、茹で
介護を受ける高齢者向けに食べやすく作られた「ムース食」を食材としてアレンジしたレストランが、銀座にオープンした。有名シェフの技とアイデアで、誰もが楽しめる新しい料理として味わうことができる。 鶏肉の香草パン粉焼きにかけられた鮮やかな緑色のソース。ボリュームたっぷりのミートパイ。一見すると普通の料理だが、材料の一つにそれぞれエンドウ豆や豆腐のムース食が使われている。ムース食は、かみ砕いたりのみ込んだりする力が弱くなった人向けに開発された食事。例えば野菜のムースは、素材をペースト状にした後、本物そっくりに再形成したものだ。 中央区銀座4丁目に先月開店した「ニューディッシュ ムース デリ&カフェ」は、ムース食を開発・販売する日清医療食品がその存在を広く知ってもらうためにつくった。 介護用の食事には、ミキサーに… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有
食べたら、歯を磨く――。当たり前の何気ない日常の動作が、もしできなくなってしまったら。そこに感じるストレス、そして健康への影響は想像以上に大きいものだろう。 近年、口腔ケアの需要が高まる背景には、深刻な「誤嚥性肺炎」の問題がある。 うがいや歯磨きで細菌を飲み込んでしまうことも 肺炎は日本人の死因の第3位を占め、65歳以上の高齢者が97%を占める。そして、高齢者の肺炎の中でも特に多い誤嚥性肺炎は、口腔内で繁殖した細菌が、気管に入り、肺で炎症を起こす。つまり、適切な口腔ケアをすることで、予防することができる肺炎なのだ。 しかし、その予防ケアをすることは、要介護シニアにおいては決して容易なことではない。特に寝たきりの場合や、認知症の人においては自分で歯を磨くことが困難で、その介助は非常に難しいという。
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