金沢工業大学は、介護事業所向け業務効率支援システム開発・販売のロジック(石川県金沢市)と、介護計画書をAIで作成するための共同研究を開始する。 ロジックは、介護業界のICT化により全国に先駆けて7万人を超える介護記録のビッグデータを持つ。この介護記録のビッグデータと金沢工業大学が取り組むAIやビッグデータについての研究をもとに従来の介護業界における紙ベースでの計画書作成を自動化する。 研究プロジェクトでは、7万人の介護利用者のビッグデータをAIで解析し、介護業界の負担となっている介護計画書作成の自動化に挑む。
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政府は20日、ケアプランを作成するプロセスでAI(人工知能)を活用するための検討を始める方針を明らかにした。自立支援の観点でより有効なサービスを増やすとともに、業務の効率化や負担の軽減にも結びつける狙い。必要なデータを集める仕組みの整備など課題は多いが、業界の常識や専門職の働き方を一変させるイノベーションに発展する可能性を含んでおり、関係者の注目を集めそうだ。 「医療・介護-生活者の暮らしを豊かに」会合 今後の成長戦略の司令塔として発足した「未来投資会議」。医療・介護について集中的に議論するための会合で、政府はAIの導入を論点に据える考えを初めて示した。出席した石原伸晃経済再生担当相は、「技術の進展で医療・介護が変革する可能性が見えてきている。新しいあり方を切り開いていくことが重要」と意欲をみせた。一部の民間企業でもすでに、ケアマネジメントとAIの組み合わせを模索する動きが出ていた
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