18禁マンガ誌「comicアンスリウム」を発行しているジーオーティーが告知している新雑誌「COMIC E×E(コミックエグゼ)」が、業界内でも注目を集めている。 というのも、この新雑誌は「COMIC X-EROS」(ワニマガジン社)のメンバーによって立ち上げられるというウワサが業界内で飛び交っていたからだ。 「COMIC X-EROS」といえば、2012年にコアマガジンの18禁マンガ部門の編集S氏が部下とマンガ家を引き連れてワニマガジン社に移籍、創刊した雑誌。 当時、移籍の理由として「コアマガジンで待遇改善を要求したものの受け入れられず、ワニマガジンが編集全員を社員にすることを確約したこと」が挙げられていた。だが、事情を知る同業他社の編集者に詳しく聞いたところ、ワニマガジンに移籍後、また新たな待遇をめぐる問題が起こっていたのだ。 「コアマガジンとワニマガジンは社風がまったく違います。コアマ
「業界的に悔しい思いをしてる方もいるかも……」ガチオタでも意外と知らない“美少女ゲーム声優業界”の実情とは――?【前編】 美少女ゲームを原作とするTVアニメが放送されてないクールは珍しい、というぐらい数多くの作品が放送されている現在。18歳未満でプレイできない、あるいはゲームには興味がない、という人でもアニメやコミック版は知っている……という場合も多いだろう。中には『Fate/stay night』(TYPE-MOON)のような大人気シリーズとなった作品も存在し、主に男性向けアニメを語るうえでは外せないジャンルだ。 そんな美少女ゲームのセールスポイントに、「キャラクターボイス」も挙げられるだろう。近年の声優ブームから、美少女ゲームでヒロインたちを演じる声優に興味を抱いている人は少なくない。しかし一方で、美少女ゲームへ魂を吹き込む声優さんたちは、どんな人で、どんな活動をしていて、どんな事情を
多くの出版社に大打撃を与えている出版取次・栗田出版販売の会社更生法申請。同社は、業界第3位の大阪屋との合併によって再建を図る方針を提示しているが、先行きは不透明なままだ。 「債権者集会では大手出版社主導による再建案が示されましたが、これは大手にとって有利な提案ばかりがなされて、中小零細出版社からは怒号すら飛びましたよ」(出版関係者) 栗田出版販売の再建案が抱える問題は、新聞から専門メディア、ニュースサイトまでさまざまな媒体が取り上げている。そうした中、ここにきて同社の会社更生法申請が原因となって休刊となった雑誌、事業停止を決めた出版社も出てきた。 アダルトマンガ雑誌「COMICポプリクラブ」や、アダルトゲーム雑誌「PUSH!!」を発行する、マックスがそれだ。同社はもともとアダルト系グラビア誌に強い出版社であったが、2007年からは晋遊舎から社員が転籍し、それまで晋遊舎が発行していたアダルト
アニメ『ラブライブ!』の星空凛役で人気の“りっぴー”こと飯田里穂が、7月29日にメジャーデビューアルバム『rippi-rippi』をリリースする(日本・台湾同時発売)。アルバムには飯田も在籍する『ラブライブ!』μ’sのメンバーでもある南條愛乃が作詞で参加しているほか、飯田自身も収録曲「7月29日」の作詞を担当。μ’sをはじめとしたこれまでの飯田の音楽活動とはまた違った、新しい飯田の魅力に触れられる内容となっている。 すでに収録曲の「始まりたいカノン」のMVも公開され、11月15日には初のワンマンライブ「rippi-rippi-rippi」(新宿ReNY)を控える飯田。今回はアルバムの聴きどころや、今後の飯田の音楽活動などについて、あらためて思いを聞かせてもらった。 ――メジャーデビューおめでとうございます。 飯田里穂(以下、飯田):ありがとうございます! ――飯田さんは幼い頃から『天才てれ
“非電源系”エンタテインメントとしてボードゲームやカードゲームが改めて注目されている昨今だが、これらの娯楽がデジタルな世界と相容れないものだと思ったら、大間違いなのかもしれない。遊びながらプログラミングの基礎を学べるボードゲームが話題を呼んでいるのだ。 ■ボードゲームでプログラミングの基礎となる思考を育む すでに海外では義務教育にプログラミングなどの科目を導入している国もあり、児童教育の中でのIT教育は教育界で目下の議題になっている。そんな中、楽しく遊びながらプログラミングの基礎を学べる子供向けボードゲーム『Robot Turtles(ロボット・タートルズ)』が注目を浴びている。 愛らしいカメのキャラクターが登場するこのボードゲームを手がけたのは、発明家でプログラマーのダン・シャピロ氏だ。双子の我が子に楽しくプログラミングの基礎を学ばせたいと考えたのが、そもそもの開発の動機だという。 「(
中日ドラゴンズのGM・落合博満の息子で、タレントの落合福嗣が、現在、声優として、大手声優事務所・青二プロダクションに所属していることがわかった。 福嗣は、無類のアニメ、ゲーム好きとしても知られ、親子ともども『ガンダム』ファンであることを公言したり、2010年にゲーム『龍が如く4』に本人のそっくりさん役として出演、2014年には『ファイナルファンタジー14』の公式イベントに登場するなど、マルチタレントとして活躍している。また、2013年には、在籍していたアミューズメントメディア総合学校の声優タレント学科の学生を中心に結成されたグループ「NOAH」のメンバーとして、テレビドラマ『猫侍』の主題歌を歌ったことも話題となった。 そんな福嗣が、とうとうプロの声優になったのではないかと、ネット上で注目を集めた。きっかけは、今月17日、青二プロダクションに所属する俳優・桐本琢也が「事務所で大型(体格も)新
4月16日、KADOKAWAは2013年10月より施行していた社内カンパニー制を廃止し、ジャンル別に編集・製作機能を備えた局体制に組織を再編する意向を発表した。 新たに新設された局は「ビジネス・生活文化局」「コミック&キャラクター局」「マガジンブランド局」「アスキー・メディアワークス局」「エンターブレイン局」の5つ。「角川書店」「富士見書房」「メディアファクトリー」といった馴染み深い名前が、組織的には消滅したことを嘆くオタクは多いが、事態はそんな表層的な問題ではないと、出版関係者のA氏は語る。 「買収、合併を繰り返してきたKADOKAWAですが、ついに組織統合のための大ナタを振るったという印象です。今回の再編は、社内での格差の助長およびその先にある人員整理が目的であることは誰の目にも明らかですから」(A氏) たとえば、これまでの社内カンパニー制ではまず不可能だったグループ内同業他誌間での人
去る3月31日、週刊アスキー編集部は、同誌の5月26日発売号をもって印刷版の発行を停止し、6月よりネットに完全移行する旨を発表した。 「週刊アスキー」は、KADOKAWAのブランドカンパニーであるアスキー・メディアワークスから発売しているパソコン誌。その原型となった「EYE-COM」を含めれば、およそ25年も続いた老舗雑誌であり、2010年の「月刊ビジネスアスキー」(旧・月刊アスキー)休刊以降、旧アスキー社のファンにとっては旗艦誌ともいえる存在だっただけにショックは大きい。 昨年末の同アスキー・メディアワークスのゲーム誌「DENGEKI HIME」の休刊、年明けに発表された300人の希望退職者募集と、昨年10月に行われたKADOKAWA・DWANGO設立に伴うKADOKAWAグループの再編は、ますます加速しているようだ。 そんな中、ここ数カ月、早ければ夏を迎える前にさらに一誌、KADOKA
――昨今の声優人気に伴い、気がつけば声優専門誌も定期・不定期を合わせて10誌以上が刊行されている。そんな“声優誌 群雄割拠”の時代にあって、各誌はどのような記事・企画をとりあげているのだろうか? 主要な声優誌を中心に、目玉記事や気になる企画などを紹介しつつ、各誌の特徴を分析していく―― ■「Pick-upVoice」2015年3月号 出版社…音楽専科社 発売日…1月26日(毎月26日発売) 価格……1139円+税 創刊……2007年 「Pick-up Voice」3月号は、表表紙&巻頭大特集に“おれパラ(Original Entertainment Paradise)”より小野大輔・鈴村健一・森久保祥太郎・寺島拓篤が登場。昨年12月に東京・神戸で行われた「おれパラ」公演のリポート記事のほか、ホスト役である4人がインタビューに答えている。 一方、裏表紙&巻末大特集は、声優ユニット・ミルキィホ
美少女ゲームに希望はあるのか?minori酒井「業界の既存システムは死んだ。でも再編すれば新たな可能性が広がるかもしれない」 前編では美少女ゲーム業界におけるクラウドファンディングについてminoriの酒井伸和氏に考えをうかがった。後編では美少女ゲーム業界について改めて、社長とは異なる視点で話をうかがうことができた。ここで語られたのはBusiness Journalで語られたことや、前編ともまた違った実に興味深い話である。 ――『ソレヨリノ前奏詩』が10月30日から予約開始となりましたが、開発状況はどうでしょうか。 酒井伸和(以下酒):2015年2月27日にリリース予定なんですが、いま若手に頑張ってもらっていますよ。 ――昨年発売された『12の月のイヴ』は評判が良かったようですね。販売本数も目標に届いたのですか? 酒:目標には届きました。ただ、今のminoriは、『すぴぱら』(編注:201
ゲーム制作にクラウドファンディングは向いていない? minori酒井「クラウドファンディングに夢を見るな」 最近クラウドファンディングという言葉を目にする。これは「特定多数の人がインターネット等で財源の提供や協力を呼びかける」ことを指した現代用語で、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語だ。要は銀行などから出資を受けずに、インターネットで有志の一般出資者を募るということだ。 この言葉はよくゲーム業界で目にする。元カプコンのゲームクリエイターだった稲船敬二氏が横スクロールアクションゲーム『Mighty No.9』の開発で、4億円という驚異的な金額をクラウドファンディングで集めた。美少女ゲームにおいては、OVERDRIVEが「『KICK START GENERATION』公演映像化計画」で986万円を集め、Keyが美少女ゲームの名作『CLANNAD』の海外版リリースの
――昨今の声優人気に伴い、気がつけば声優専門誌も定期・不定期を合わせて10誌以上が刊行されている。そんな“声優誌 群雄割拠”の時代にあって、各誌はどのような記事・企画をとりあげているのだろうか? 主要な声優誌を中心に、目玉記事や気になる企画などを紹介しつつ、各誌の特徴を分析していく―― ■「Pick-upVoice」2015年2月号 出版社…音楽専科社 発売日…12月26日(毎月26日発売) 価格……1139円+税 創刊……2007年 「Pick-up Voice」2月号は、表紙&巻頭大特集に田村ゆかり、裏表紙&巻末大特集に堀江由衣という豪華な布陣。 奇しくも「やまとなでしこ(田村と堀江が組んでいたユニット/1999~2003年)」がW表紙を飾る格好となったわけだが、やまとなでしこが活動していたのも10年以上前のこと。いまなお人気声優として第一線で活躍を続ける両名には驚くばかりである。 し
現在、放映中のテレビアニメ『神撃のバハムート GENESIS』。Cygamesが提供するソーシャルゲームをもとにした全12話、1クールで綴られる物語はすべてがオリジナル。そして、すべてが規格外の作品だ。なにしろ、製作委員会方式が当たり前になったテレビアニメにあって、この作品はCygamesによる一社製作。そして、作品のクオリティも劇場版の域に達している。テレビアニメなのに、音楽はテレビドラマ『相棒』をはじめ、数々の作品で活躍する池頼広氏が都度、劇伴を制作しているという。さらに、各話の中で色も場面に応じて次々と変わっていく……。カット数の多さのみならず、あらゆるシーンがテレビアニメという企画を飛び越えているのである。 そして、本作品の監督・さとうけいいち氏も規格外のリテイクを繰り返し、ハイレベルな作品に仕上げているという話も聞こえてくる。 まさに10年経っても「面白い!」といえそうな作品。最
数日前から話題を集めていたが、今月25日、日本テレビ朝の情報バラエティ番組『スッキリ!!』へ人気声優・花澤香菜が出演。8分弱の出演の中で、発売されたばかりの新曲「こきゅうとす」が披露され、視聴者からも好評を博した。 花澤の歌唱力が、彼女の特徴的な声質に裏打ちされ、多くの人を魅了するものであることは間違いない。けれども短い出演時間の中で、気になる部分が拭いきれなかった。それは、司会の加藤浩次をはじめ、コメンテーターのテリー伊藤らレギュラー出演陣の花澤に対する態度だ。これまでも『スッキリ!!』には、国内外のゲストが出演する機会はあった。そうした中で、今回の花澤へのレギュラー出演陣の対応は、来日した海外の歌手のそれに近かったように感じる。 つまりは、あくまで別の世界から来たお客様扱いなのである。実際、ネット上での視聴者の反応としては、花澤の地上波出演を言祝ぐものが多いが、一方で「(番組MCの)加
次々と異業種が参戦するオタク業界。そうした中、8月15日から17日に開催されたコミックマーケット86では、自動車製造の名門企業・本田技研工業株式会社ことHondaが初参戦し、注目を集めた。同社にとっては、従来とはまったく異なる客層とイベント。Hondaブースは盛況を博したものの、同時にある課題を浮き彫りにしていた。 今回、Hondaが企業ブースで行ったのは、「ココロつながる新価値体験」をテーマとし、乗って体験して楽しめる“バーチャルドライブシアター”のクルマを展示。ブースに展示された車に乗り込むと、キャラクター・メイリン(CV:さとうささら)の案内で“車の未来形”を体験できるというものであった。さらに、オリジナルグッズがもらえるタブレットPCによるアンケートも実施していた。 まさに技術を売る会社ならではの充実した展示といえるのだが、今回の展示が驚くほどの人が訪れるコミケの企業ブースに適した
【2014年 春の新作アニメ特集はこちら】 4月より放映開始された深夜アニメの第一話をレビューして、オススメ作品をコンセルジュする連載「深夜アニメ 闇夜の千本ノック」! ※放送日などは全国ネット及びTOKYO MXに準拠します。 ■『ご注文はうさぎですか?』 第1話「ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」 芳文社刊「まんがタイムきららMAX」連載のKoi原作マンガを、橋本裕之監督と制作・WHITE FOXによりアニメ化。 見知らぬ街で道に迷い、偶然見つけた「喫茶ラビットハウス」に入るココア。彼女は高校入学を期に引っ越し来て、下宿先を探している最中だった。クールな少女・チノとうさぎのティッピーが店番するこの店こそ、なんとココアの探す下宿先だった。先輩店員で軍人マニアなリゼや千夜、シャロらに囲まれてココアはラビットハウスの店員として働くことになる。 信頼の萌えアニメブランド、今期の「まん
1stアルバム、初ワンマンも大成功! 弱冠17歳にして、期待の若手アニメソングシンガー・鈴木このみインタビュー! 2007年から13年にかけて開催された、日本最大のアニメソングシンガー発掘オーディション「全日本アニソングランプリ」。11年に開催された第5回のグランプリを受賞し、12年にアニメ『黄昏乙女×アムネジア』主題歌『CHOIR JAIL』でデビュー。以降も、『さくら荘のペットな彼女』、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』、『フリージング ヴァイブレーション』といったアニメの主題歌を担当。若さあふれる元気溌剌なボーカルで、アニメファンの注目を集める若干17歳の若手アニメソングシンガー。それが鈴木このみだ。 2月にはデビュー曲から最新シングルまでを網羅したファーストアルバム『17』をリリースし、3月には待望のファーストソロライブも成功させた彼女こそ、今、最も注目すべきアニメソン
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