世界的IT企業のグーグルは、現在、人工知能(AI)の開発に巨額の投資をおこなっています。2014年には、人工知能開発分野では先端をゆくDeepMind社を買収し、Google DeepMindとして、巨額な投資費用をつぎ込んでいます。同社が開発したコンピューター囲碁プログラム「AlphaGo」が、今年3月に行われたプロ棋士イ・セドル氏(九段)と対戦し、4勝1敗でプロを打ち負かしたことが話題になったばかり。この他にも様々な人工知能プロジェクトを進めているようですが、グーグルの人工知能は「人間らしさ」を追求したものであるようです。グーグルの人工知能事情をまとめて紹介します。 人工知能がアートを創作することは可能だった 「人工知能(AI)はアートを生み出せるのか」—。 この壮大な疑問を証明するためにグーグルが6月より開始したのが新プロジェクト「Magenta(マジェンタ)」です。 先月5月19~