「週刊朝日」6月23日号で、加計学園問題以外でも、官邸による天下り問題の“隠ぺい”などがあったことを明かした前川喜平・前文科事務次官。安倍首相肝いりの『明治日本の産業革命遺産』で… 続きを読む
「週刊朝日」6月23日号で、加計学園問題以外でも、官邸による天下り問題の“隠ぺい”などがあったことを明かした前川喜平・前文科事務次官。安倍首相肝いりの『明治日本の産業革命遺産』で… 続きを読む
前川喜平・前文部科学事務次官の記者会見場はカメラのレンズが曇るほどの熱さ=2017年5月25日、撮影・朝日新聞社 5月23日(火) 局で『報道特集』の定例会議。気になっているのは加計学園の問題の進展だが、「共謀罪」をやる方向に。もう1本はアメリカのトランプ政権下の移民問題。在米特派員たちのリレー・レポート。「共謀罪」は切り口が難しい。今日、衆議院本会議で採決されるが、安保法制の時と比べてもどこか緊迫感が欠けているように思う。国連特別報告者のジョセフ・ケナタッチ氏の「共謀罪」に対する意見表明に激しく反発している政府の恥ずかしさを何とか追うことになるか。アーティストや表現者らが「共謀罪」に対してどのような態度を表明しているか、または出来ないのかも含めて取り上げる方向になった。 ケナタッチ氏の政府に対する再反論をめぐって、議員会館で海渡雄一弁護士や自由人権協会、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アム
文部科学省の再調査の結果を受け、同省の前川喜平・前事務次官は15日、コメントを発表した。内容は以下の通り。 ◇ もともとあった文書が「あった」と確認されたのは当然のことですが、この間、文部科学省の中で多くの人が苦しい思いをしていることには、大変心を痛めています。松野大臣は苦しいお立場の中で、職員のことを思いつつ、精いっぱいの誠実な調査を実施されたと受け止めております。 これらの文書に記載された「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」といった内閣府の発言は、今治市における獣医学部の開設の時期を平成30年4月とすることを指すものであることは文書の記載から明らかです。私自身も、平成28年9月末から10月半ばにかけて、内閣府との打合せに出席した文科省の担当者から、内閣府の藤原審議官から明示的に、今治市に獣医学部を新設し平成30年4月に開設することについて「官邸の最高レベルが言っている」「総
読売新聞が、前川喜平・前文部科学事務次官が「出会い系バー」に通っていたと報じた5月の記事が、波紋を呼んでいる。「不公正な報道」などと批判が出ていることに対し、同紙は今月、「公共の関心事であり、公益目的にもかなう」と説明する記事を掲載した。 3日、読売新聞社会面に東京本社の原口隆則社会部長名の記事が掲載された。5月22日付の「前川前次官 出会い系バー通い」という記事に対して「不公正な報道であるかのような批判が出ている」ことに対し「批判は全く当たらない」との見解を示した。 22日の記事は、前川氏が在職中、平日夜に東京・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていたことを報じた。店について「売春や援助交際の交渉の場になっている」とし、店の関係者への取材をもとに、前川氏が女性と店外に出たこともあったと伝えた。 前川氏については、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、5月25日付朝日新聞や同日発売
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政府は9日の閣議で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、同学園理事で内閣官房参与に就いていた木曽功氏が昨年4~9月、当時の前川喜平・文部科学事務次官と面会し、獣医学部新設について話した事実は「確認できない」とする政府答弁書を決定した。木曽、前川両氏はいずれも朝日新聞の取材に面会と会話の事実を認めていた。 民進党の宮崎岳志衆院議員の質問主意書に答えた。木曽氏はこれまで朝日新聞の取材に対し、前川氏と面会し、獣医学部新設について話したと説明。前川氏は、木曽氏が昨年8月に事務次官室を訪れた際、「獣医学部の件でよろしくと言われた」と証言していた。 一方、獣医学部新設の判断に関わる3人の閣僚と学園の加計孝太郎理事長らとの面会について、国会での大臣の答弁内容をなぞる答弁書も決定した。 特区を担当する山本幸三地方創生相は昨年9月と今年2月、山本有二農林水産相は昨年8月と今年2月、それぞ
安倍政権は、国家戦略特区で52年ぶりとなる獣医学部の新設を認めた。学部をつくるのは、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人・加計(かけ)学園。前川喜平・前文部科学事務次官は、新たに獣医師を養成する根拠が不十分なまま方針が決まり、「行政がゆがめられた」と証言する。獣医師は足りないのか。 国会では、学部新設の「根拠」をめぐる論争が連日のように続いている。 「4条件を満たしていない」。7日の衆院農水委員会では、民進党の玉木雄一郎氏が根拠をめぐる政府の説明を批判した。 「4条件」は、安倍政権が2015年6月、獣医学部新設を検討すると表明した際に示した。獣医師が不足しているかどうか、獣医師が担う新たな仕事があるかどうかなど、獣医師養成の必要性が証明されれば学部新設を認めるというもの。政権が自ら置いた規制緩和の「ハードル」だ。 獣医師全体でみれば、その数はむしろ飽和気味だ。獣医師免許を持つ人は14
菅義偉官房長官は7日の衆院内閣委員会で、前川喜平・前文部科学事務次官が同省での違法な「天下り」問題に伴って辞任した経緯の詳細について語った。天下り調査が進んでいた今年1月上旬、文部科学省の事務方から前川氏の定年延長の打診があったなどとしたが、前川氏の主張とは食い違っている。 民進党の木内孝胤氏の質問に答えた。菅氏は、杉田和博官房副長官からこの打診について報告を受けたと明らかにした。文科省側には、杉田氏から「前川氏は今回の(天下り問題の)責任をとって辞めるべきだし、定年延長は難しい」と回答したという。 さらに菅氏は同委で、前川氏とは杉田氏が直接やりとりしたとも説明。それによると、杉田氏は「こうした問題に関する処分は、まず事務方トップが責任を取ることを前提に議論しないといけない」と前川氏に引責を促した。この時、前川氏から「せめて3月まで次官を続けさせてほしい」と求められ、杉田氏は「それは無理だ
日本最大の発行部数を誇る全国紙は、権力の走狗と成り果ててしまったのか。「官邸からのリーク疑惑」は社内でも波紋を広げている。 * * * そのあまりにも奇異な記事が出たのは、5月22日付の読売新聞朝刊だった。 <前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜> 前文部科学事務次官の前川喜平氏が、現役時代に新宿・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていたと社会面で大々的に報じた。前川氏が2、3年前から週に1回ほど店に通う常連だった、という関係者の話や「私も誘われたことがある」という女性の証言などが掲載されている。そして<「出会い系バー」や「出会い系喫茶」は売春の温床とも指摘される>と続くが、前川氏が買春した事実があったかどうかには全く触れられていない。 ●記者と名乗らず取材 「複数の女の子によると、19日の金曜日の21時半ごろから22時半くらいに男性2人が店に来て、前川氏のことを聞きま
官邸の謀略失敗? 前川前次官“出会い系バー”相手女性が「手も繋いだことない」と買春を否定、逆に「前川さんに救われた」と 加計学園をめぐる官邸の圧力を実名証言した前川喜平前文科事務次官に対して、案の定、官邸と御用メディアは「出会い系バー通い」を前面に出して、前川攻撃を展開している。 菅義偉官房長官は「貧困調査のために行った」とする前川氏の説明について、「さすがに強い違和感を覚えた。多くの方もそうだったのでは」「教育行政の最高の責任者がそうした店に出入りして小遣いを渡すようなことは、到底考えられない」などとまるでワイドショーのコメンテーターのような調子で前川氏を攻撃。NHKや産経新聞も、前川氏が会見で、出会い系バー通いについて弁明した際に大量の汗をかいていたことをわざわざクローズアップし、前川氏の説明が嘘であるとの印象を強調した(実際は、この会見場は非常に暑くて、前川氏は最初から汗をかいていた
安倍晋三首相の「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設が「総理のご意向」で進められたことを示す文部科学省の内部文書はやはり「本物」だった。文科省の前川喜平・前事務次官が… 続きを読む
1955年奈良県生まれ。79年東京大学法学部卒業。同年文部省入省。文部大臣秘書官、大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを経て、2016年文部科学事務次官。17年1月退官。 一人の元官僚が、権力の頂点に君臨する首相官邸に公然と歯向かっている。そして問題は、なぜ彼がそのようなことをしなければならないかにある。 先週、ビデオニュース・ドットコムでは、一橋大学大学院の中北浩爾教授と、なぜ安倍政権にこれだけの権力が一極集中するようになったのかについて議論した。小選挙区制や政党助成金の導入など一連の「政治改革」が個々の議員の権限を党に移行させ、内閣人事局制度を始めとする「政治主導」改革が各省庁の権限を首相官邸に集中させた結果、官邸の権力が極度に強大化している現状が指摘された。 今、まさにそれを象徴するような出来事が、現在進行形で起きている。 ある大学の獣医学部新設を巡り、首相官邸が各省庁に
「これは私が実際に現職のときに確実に手に取って見たことのある文書ですから、存在している」 加計学園問題で発覚した文科省の内部文書を「本物」と証言し注目を集める前川喜平・前文科事務次官が、昨日、TBSラジオの『荒川強啓デイ・キャッチ!』に生出演。あらためて「怪文書」説を否定した。 すでに多くのメディアが伝えているように、今回のラジオ生放送で前川氏は、「この国家戦略特区での獣医学部新設に関わる文書って、もっともっとたくさんあるはずなんです」と言い、番組月曜レギュラーのジャーナリスト・青木理氏から「『総理のご意向』というものを前川さんが役所のトップとして感じていたことは間違いないですよね?」という質問にも「そうですね。少なくとも、言葉では聞いてましたからね」「私はこれは実際に内閣府の然るべき地位の方が語ったことであるということ自体は100%真実だと思っています」と回答。 また、安倍首相は昨日の参
安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画をめぐり、前文部科学事務次官の前川喜平氏が新たな証言をした。 昨年9~10月、和泉洋人・首相補佐官に首相官邸に複数回呼ばれ、新設を認める規制改革を早く進めるよう求められた。和泉氏はその際、「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と述べたという。 事実なら、すでに明らかになった内閣府からの求めに加え、首相補佐官も「総理」の名を直接あげて、文科省に働きかけていたことになる。 証言は、国家戦略特区という政権の目玉政策に公私混同があった疑いを抱かせる。国政への信頼がいっそう揺らいでいることを政権は自覚すべきだ。 信じられないのは、事実関係を調査し、国民に対して説明する姿勢が首相らにまったく見られないことだ。 菅官房長官は記者会見で政府として調査はしないとし、「前川さんが勝手に言っていることに、いちいち政府として
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、首相は30日午前の参院法務委員会で、文部科学省が内閣府から「総理の意向」などと伝えられた文書の再調査や、文書の存在を証言した前川喜平・前文部科学事務次官の証人喚問を改めて事実上拒否した。委員会に先立ち、自民、公明両党の幹事長は前川氏の証人喚問を拒否する方針を確認した。 首相は参院法務委で加計学園との関係を問われ、「(1993年に衆院議員に)当選した当初、数年間、監査のようなものを務め、1年間に14万円の報酬を受けたことがある」と明らかにした。 質問に立った民進の小川敏夫氏は「ゆがめられた形の行政により、首相と密接な関係にある方が特定な利益を得るということが政治のあり方として問題だ」と追及。前川氏の証人喚問や文書の再調査を求めた。 これに対し、首相は文書の再調査について「文科省は『確認できない
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画について、前川喜平・前文部科学事務次官が朝日新聞の取材に対し、昨年9~10月に和泉洋人・首相補佐官と首相官邸で複数回面会し、「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」などと言われたと証言した。「獣医学部新設を早く認めるよう求める趣旨だった」と語った。 昨年9~10月は国家戦略特区での獣医学部新設について、内閣府と文科省の担当者間で協議が続いており、農林水産省などから新設に必要とされる獣医師の需給見通しが示されないとして、文科省が慎重姿勢をとっていた時期にあたる。 前川氏の説明や同氏の手元の記録などによると、昨年9月上旬から10月中旬に首相官邸の補佐官室に複数回呼ばれ、いずれも和泉氏と2人きりで面会した。 前川氏は昨年9月上旬の面会について、「和泉氏から、獣医学部の新設を認める規制改革を早く進
もう何でもありだ。文書の存在を消すためには、手法は選ばない。暴走する官邸の内情を、渦中のキーマンが本誌に語った。 続きを読む
安倍首相主導の不当な働きかけが疑われる加計学園問題。例の「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」などと記載された文科省の内部文書を巡り、昨日夕方、前事務次官の前川喜平氏が記者会見を開いた。 「これらの文書については、私が実際に在職中に共有していた文書でございますから、確実に存在していた。見つけるつもりがあれば、すぐ見つかると思う。複雑な調査方法を用いる必要はない」 「極めて薄弱な根拠のもとで規制緩和が行われた。また、そのことによって公正公平であるべき行政のあり方が歪められたと私は認識しています」 「証人喚問があれば参ります」 各マスコミは一斉に“前川証言”を報じ始めた。昨夜はほとんどのテレビ局がこの記者会見を大きく取り上げたし、今日の新聞朝刊も多くの社が1面トップ、もしくはそれに準ずる扱いで、〈文科前次官「総理のご意向文書は確実に存在」「証人喚問応じる」〉と打った。 こうなって
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