タグ

ブックマーク / gendai.media (106)

  • 「知の巨人」立花隆の書棚に写った「殺伐」の正体(薈田 純一)

    作家・評論家・ジャーナリストとして活躍した立花隆さんが急逝してまもなく1年――。10万冊とも言われる膨大な蔵書が収められた立花さんの書棚を1年半にわたって撮影し続け、さらに2年近くをかけて『立花隆の書棚』にまとめた写真家の薈田(わいだ)純一氏が、2022年4月に「追悼 立花隆の書棚展」を開催することになった。その薈田氏が、撮影当時、立花氏の書棚に感じたという「殺伐とした」雰囲気とは、はたして何だったのか――。特別寄稿。 「書棚」には所有者の性格が現れる 私は「書棚」を撮影テーマの一つにしている。正確に言えば「書棚がもつ個性」である。写真家である私にとって理想的な書棚の写真、それは、棚に納まる各の背表紙、書棚の質感や全体像がリアルに味わえるような一枚だ。さらに、持ち主の癖や性格のようなものまで写せたならば、それはとても上手く撮れた写真ということになる。 日の推理小説のパイオニア江戸川乱歩

    「知の巨人」立花隆の書棚に写った「殺伐」の正体(薈田 純一)
    vox_populi
    vox_populi 2024/04/30
    「猫ビルへ週3回から5回、朝早く伺って夕方終える撮影を1年半ほど続けた。全部の書棚は7222枚の写真に分割された。組み上げるのに1年、立花さんの文章とともに『立花隆の書棚』という本が出来上がるまでに3年あまり」。
  • 【独自】朝日新聞本社に東京労働局が行政指導…現役社員の社外活動制限は「ハラスメント」《楯突く記者は「追い出し部屋へ転出」の過酷人事の実態》(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    【独自】朝日新聞社に東京労働局が行政指導…現役社員の社外活動制限は「ハラスメント」《楯突く記者は「追い出し部屋へ転出」の過酷人事の実態》 休日のシンポ出席も承認されず 今日3月18日午前、朝日新聞東京社に東京労働局から行政指導が入った。 朝日社員によれば、朝日の社員に対して処分や制裁をちらつかせ、過剰に社外活動を制限するなどの行為が、優越的な地位を濫用したハラスメントにあたると判断した模様だ(3月18日17時40分追記:朝日新聞広報部は行政指導が入ったという事実自体を否定している)。 東京労働局に「紛争解決援助」で申し立てたのは、朝日新聞社員のXさんである。10年ほど前に地方紙から朝日新聞に転職した。数々のスクープをものにするなど、敏腕記者として知られる存在だ。 しかし数年前から、自ら希望していないにもかかわらず、人事異動により記者職を剥奪され、別部門での勤務を余儀なくされた。その間も

    【独自】朝日新聞本社に東京労働局が行政指導…現役社員の社外活動制限は「ハラスメント」《楯突く記者は「追い出し部屋へ転出」の過酷人事の実態》(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2024/03/19
    元記事が消えたブクマとのことだが、朝日新聞の現役社員であって社外で出版をしようとして妨害されたケースは確かに聞いたことがある(原発事故関連本・・・結局、出版は実現できた模様)。その記者のことか?
  • 安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”(森 功)

    安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”

    安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”(森 功)
    vox_populi
    vox_populi 2023/07/28
    「財界とNHK」「与謝野馨を応援するために立ち上げ、のちに安倍晋三を「総理にする」会となった「四季の会」が[葛西敬之の]交友の中心となる」。この「四季の会」のメンバーが数多くNHK会長・経営委員長に就任。
  • 統一教会の「名称変更」問題に潜む文科省の「歪んだ行政」(髙橋 洋一) @gendai_biz

    霊感商法の消費者被害 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と政治の関係が問題視されているが、いわゆる霊感商法に対する規制はどうなっているのか。 政治と宗教の関係は信教の自由(憲法20条)に由来する。政教分離原則とは、信教の自由保障を実質的なものにするために、国及びその機関が宗教に介入し、または関与することを禁止するものである。 一方、宗教団体が政治的活動をすることは憲法上排除されていない。国及びその機関が宗教に介入・関与することがいけないのであって、政治家でも閣僚などの政府の人間であれば注意すべきであるが、一般政治家が宗教と関係を持つことまで禁止していない。というものの、その関係性について懸念を持たれることは、政治家として避けたほうがいいだろう。 かつて、といっても50年以上昔のことだが、旧統一教会は政治団体「国際勝共連合」を設立し、反共産主義団体としても知られていた。その後、1980年代に

    統一教会の「名称変更」問題に潜む文科省の「歪んだ行政」(髙橋 洋一) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2022/08/04
    統一協会により被害を蒙った人々は確かに存在し、その事実を出発点として、統一協会をめぐる問題は考えられるべき。この核心を曖昧にする高橋洋一の精神こそが歪んでいると言えるのではないか。
  • 特に最先端分野、世界ランキングに見る米中韓に立ち遅れの日本の大学(野口 悠紀雄) @gendai_biz

    世界の大学ランキングを見ると、日の立ち後れが目立つ。とくに、コンピュータサイエンス分野では、アメリカに比べればもちろんのこと、韓国に比べても著しい差がある。 日の未来を切り開くには、補助金をばらまくことではなく、大学を改革することが急務だ。 経済的地位より低い日の大学の世界的地位 イギリスの高等教育評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds:QS)が、2022年6月9日、世界大学ランキング2023を発表した。 このランキングは、THE(Times Higher Education)によるランキングと並んで、世界で最も信頼性が高いものと評価されている。 これを見ると、世界における日の大学の位置がどのようなものかがよく分かる。 2023年版で世界のトップ100位以内に入った大学は、日は5校だ(世界第23位の東京大学、36位の京都大学、56位の東京工業大学

    特に最先端分野、世界ランキングに見る米中韓に立ち遅れの日本の大学(野口 悠紀雄) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2022/08/02
    大学教員の経験があれば、尻を叩く形では研究が活性化しないことはわかるはずだ。最低限のノルマを課した上であとは自由に研究させ、10年単位で結果を待つほかない。最先端分野はこれだと決めつけないことも重要。
  • 安倍元首相銃撃後の日本、このままでは「暗黒時代」のドアが開くかもしれない(島田 雅彦) @gendai_biz

    今年3月に刊行された島田雅彦『パンとサーカス』(講談社)が、安倍晋三元首相が銃撃されたあと、再び大きな注目を集めている。フィクションの力によって日社会の現実を鋭く描き出した書には、「要人暗殺」という出来事が描かれているからだ。著者の島田氏は、安倍元首相の銃撃、そしてその後の日社会の反応をどう見るのか。緊急寄稿をお届けする。 国民はもっと怒るべきだ ――世の中の全てが愚かな選択の結果だ。 ――世直しにはもっと愚かな選択が必要だ。 (以下太字は『パンとサーカス』からの引用) ――『カタストロフ・マニア』でパンデミックと社会の冬眠状態を予言したかと思ったら、今度は要人暗殺を予言しましたね。 『パンとサーカス』を読んだある人にそういわれたが、全然嬉しくない。別の人には半ば冗談で「共謀罪、テロ教唆罪に問われる恐れがある」といわれた。それだけは勘弁願いたいが、作中では主人公の御影寵児が裁判官に向

    安倍元首相銃撃後の日本、このままでは「暗黒時代」のドアが開くかもしれない(島田 雅彦) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2022/08/02
    「山上容疑者は(中略)背後約6mまで接近、限りなく火縄銃に近い手製の散弾銃で元首相を銃撃し、周囲の人間を一切傷つけず、即死に近い形で死に至らしめた」。必中必殺、と。他に負傷者がなかったのは不幸中の幸い。
  • 「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz

    安倍派議員の「疑心暗鬼」 「岸信介さんの流れを汲む清和研に、統一教会と関係がある議員が多いのは確か。でも、宏池会にも(教会の)イベントに顔を出していた議員はいる。ウチばかり糾弾されているのは、なんだか不公平な気がする」 こう漏らすのは、自民党安倍派=清和政策研究会所属の中堅議員である。 自民党と統一教会の関係が注目される中、とりわけ槍玉に挙がっているのが、安倍派と同教会の関わりだ。安倍氏の弟・岸信夫防衛相をはじめ、細田博之衆院議長、下村博文・安倍派会長代理、萩生田光一経産相に稲田朋美元政調会長と、派閥中軸が集中砲火を受けた。

    「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2022/08/02
    「統一協会=安倍派」と。自民党の他の派閥が統一協会と癒着していなかった、という意味ではない(癒着の可能性は排除されていない)のだから、全く正しいのではないか。
  • 山田孝之、山下智久…、芸能人も賛同する「ごぼうの党」党首の「裏の顔」(週刊現代) @gendai_biz

    山田孝之、山下智久…、芸能人も賛同する「ごぼうの党」党首の「裏の顔」 のりピーの「スポンサー」も務めていた 参院選の「台風の目」 目下、参院選の台風の目となっているのが、新政党「ごぼうの党」だ。 キーマンとなっているのは、選挙公示日の6月22日に11名の比例代表の立候補を届け出たのが党首で実業家の奥野卓志氏(48歳)。 この奥野氏が率いる「ごぼうの党」は、扱いはいわゆる「諸派」ではあるものの、23日に都庁前で行った街頭演説にはなんと格闘家のボブ・サップとピーター・アーツをゲストとして率いて、道行く人の度肝を抜いた。 「ボブ・サップはなぜか上半身裸で街宣車に乗って『オクノのために日に来た』と話していました。党首の奥野さんは白髪のカツラに天狗のお面、さらに法被姿でした。ワケがわかりません」(マスコミ関係者) 何かと話題が豊富な「ごぼうの党」だが、あながち泡沫政党とも言えない。俳優の山田孝之、

    山田孝之、山下智久…、芸能人も賛同する「ごぼうの党」党首の「裏の顔」(週刊現代) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2022/06/29
    ?????
  • 崩壊する朝日新聞 政治部エリートの経営陣はどこで何を間違えたのか?(中島 岳志,鮫島 浩)

    気鋭の政治学者・中島岳志氏は、元朝日新聞記者・鮫島浩氏が上梓した『朝日新聞政治部』にこんな推薦コメントを寄せている。 「これほどの生きたジャーナリズム論に出会ったのは、はじめてだ。ここにはメディアの未来を考える重要な実体験が描かれている」 中島氏と鮫島氏、両者の希望により実現した緊急対談の内容を、今日から3回にわたって公開する。 第1回は、同書で最も重要な場面として描かれる「吉田調書事件」の裏側について。中島氏は2014年当時、朝日新聞の「紙面審議委員」を務めており、この問題について識者として朝日新聞に意見を求められていた。(この対談の動画を「鮫島タイムス」で特別公開中) 木村伊量社長が「慰安婦問題」に手をつけた理由 中島 すごいでした。引き込まれて一気に読みました。を読み終えて、鮫島さんに質問したいこともいくつかあったので、今日は対談できて嬉しいです。 鮫島 こちらこそ、ありがとうご

    崩壊する朝日新聞 政治部エリートの経営陣はどこで何を間違えたのか?(中島 岳志,鮫島 浩)
  • 安倍政権について何を書いても「正論」になってしまうという現実(山本 ぽてと) @gendai_biz

    武田:現代ビジネスは講談社の媒体ですから、避けるべきではないと思いまして。講談社は今回の広告について「政治的な背景や意図はまったくございません」とコメントを発表した。実に奇妙なコメントです。政党と組んだ広告企画には、政治的な背景と意図があります。「違法じゃないのだから、野党もやればいい」との意見もありますが、支配的な権力と潤沢な資金を持っている与党が、こうして女性誌とタッグを組んだ事実は、「ならば他党もやればいいのに」との意見で終わらせられることではない。 加えて、モデルの口から語られたのは「外国の方やお年寄りにもっともっと親切な対応をすべき」「他人の価値観を理解し、尊敬し合えることができたらどんなにいいだろう」といった、自民党が進めている政治とは逆行する内容でした。彼女たちの言葉に党として応答することはせずに、「#自民党2019」を最後にくっつけるだけ。この気持ち悪さを放置し、慣れてしま

    安倍政権について何を書いても「正論」になってしまうという現実(山本 ぽてと) @gendai_biz
  • 「安倍首相は空虚である」自民党政治家を徹底分析して見えた「実像」(山本 ぽてと) @gendai_biz

    G20が終わり、参議院選挙が目前となった。今、自民党質とは何か? 安倍首相は何を考えているのか? 政治学者・中島岳志氏は最新作『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)で、9人の首相候補政治家の言葉・著作を分析した。今回、ライター・武田砂鉄氏との対談を企画。自民党政治家の言葉から見えてくるものとは――。 (構成:山ぽてと、写真:杉山和行) 空虚だからこそコスプレセットを着込む 中島:新刊『自民党』では、安倍晋三氏、石破茂氏、菅義偉氏、野田聖子氏、河野太郎氏、岸田文雄氏、加藤勝信氏、小渕優子氏、小泉進次郎氏といった9人の首相候補政治家のインタビューや著作をもとに、彼らの発言を引用しながら、現在の自民党の姿と政治家たちの実像をあぶりだそうと試みています。 武田:『自民党』を読んでまず感じたのは、今、安倍首相がなにを考えているのか、私たちはもう何年も耳にしていないのかもしれ

    「安倍首相は空虚である」自民党政治家を徹底分析して見えた「実像」(山本 ぽてと) @gendai_biz
  • 上島竜兵さん、渡辺裕之さん…「芸能人の死」を扱う報道で、芸能記者が葛藤していること(片岡 亮) @gendai_biz

    相次ぐ訃報 ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなった。先日、俳優の渡辺裕之さんが亡くなられたばかりでの相次ぐ訃報は、ともに自殺だと伝えられている。 芸能記者として言えば、近年、最もやりにくい仕事訃報に関するものだ。この10年くらいでこうした記事への「不謹慎だ」という声が増えたからだ。以前はそれとは逆だった。著名人の死には謎が残されたケースがあり、たとえば自殺や不自然に見える事故死については、情報の需要は高かった。だから、いろいろ取材を進めて、何か真実につながるような手掛かりはないかと探ってきた。 もちろん遺族を直撃したり、無礼な取材は控えた。あくまでも差し支えない範囲での情報収集で、真剣に「なぜ?」を追った。そのほとんどは100%の真相に辿り着くことはなかったが、週刊誌や月刊誌で分かったことを記事にすると大きな反響があった。大半は好意的な意見で、ファンから感謝の手紙をもらったことも一度や

    上島竜兵さん、渡辺裕之さん…「芸能人の死」を扱う報道で、芸能記者が葛藤していること(片岡 亮) @gendai_biz
  • スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」(小笠原 みどり) @gendai_biz

    現在、映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』が全国で公開中だ。この映画は2013年6月にアメリカ政府の監視システムを告発したエドワード・スノーデンを追ったドキュメンタリー映画である。世界的に話題となったあの事件から3年以上が経つ。今はロシアに亡命している彼から、日の我々への緊急メッセージ。 文/小笠原みどり(ジャーナリスト) あなたの通話・メール・ネット利用履歴は全て見られている インターネット時代、日々めまぐるしく変わり続ける情報と状況のなかで、どれだけの人が彼を覚えているだろうか。いや、それ以前に、彼は日でまだ十分に知られていないかもしれない。 このインターネットの裏側で大規模に執り行われている監視の実態を、世界に向けて暴いた当時弱冠29歳のエンジニア。かつて2年間日で暮らしたにもかかわらず、日人のほとんどは彼の警告を自分の問題として感じていない――。 アメリカ国家安全局(N

    スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」(小笠原 みどり) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2021/07/02
    2016年の記事だが、今ごろブクマ。
  • 山梨学院大が教職員にサインを求めた「異様すぎる同意書」の中身(田中 圭太郎) @gendai_biz

    情報を漏洩すれば損害賠償? 「オンライン授業を進めるために、情報セキュリティに関する知識を学びました。そのうえで同意書にサインしたのですが、よく読むと、同意書には学の情報を開示、漏洩し、損害を与えた場合には賠償するという条項が入っていました。これはオンライン授業の情報セキュリティとはなんの関係もありません。余計なことを話すなという圧力ではないでしょうか」 こう憤るのは、学校法人山梨学院に勤務する教職員。筆者のもとには同学院に勤務する複数の教職員から同様の情報が寄せられた。話を総合すると、新型コロナウィルス対策として小・中学校、高校、大学までオンライン授業を実施するため、教職員は情報セキュリティに関する基礎的知識を学ぶ60分のオンライン講義を受講。終了後、「情報セキュリティに関する同意書」への同意を求められた。 その際、同時に「機密事項に関する同意書」にも直筆で署名し、捺印するように求めら

    山梨学院大が教職員にサインを求めた「異様すぎる同意書」の中身(田中 圭太郎) @gendai_biz
  • 山梨学院大学、幹部が関与する会社に4億5000万「私物化の全貌」(田中 圭太郎) @gendai_biz

    モラルが崩壊している 山梨学院大学で働く教職員から2019年12月末、にわかには信じられない情報が筆者の元に寄せられた。 「12月分の給与が規定通りに支払われず、1月にいたっては給与の支払がありません」 学校法人山梨学院の法人部人事課が、対象となる教職員宛てに出した文書を確認すると、確かに次のように記載されていた。 ・年末・年始の給与支給については「年末調整等の都合上」、12月分の給与計算は20日締めとなり、20日分を12月30日に支給。 ・1月分の給与は12月21日から1月31日を算定期間として、2月10日を支給日とする。 対象は教職員約670人あまりのうち、非常勤教職員と一般職員あわせて約220人に及ぶとみられる。教職員からは次のような声が上がっている。 「来は12月21日から31日分は、1月10日に支払われるはずです。それが1か月遅れる形です。理由は年末調整上の都合と書いています

    山梨学院大学、幹部が関与する会社に4億5000万「私物化の全貌」(田中 圭太郎) @gendai_biz
  • 「教育より収入」山梨学院大学、学長の「経営私物化」あきれた実態(田中 圭太郎) @gendai_biz

    集団左遷、雇い止め、そして…… 山梨学院大学が、上層部によるモラルの崩壊に揺れている。労働基準監督署から指導と是正勧告を受けたにもかかわらず、違法な定年切り下げを改めないことをはじめ、非常勤講師の雇い止めや、一部の運動部に所属する学生に不正に単位を与えた問題などを前回伝えた(『山梨学院大学で異常事態…「非常勤講師切り捨て」とモラルの崩壊』)。 取材を進めてみると、山梨学院大学で起きていることはこれだけではなかった。2018年4月に父親の跡を継ぐ形で着任した理事長兼学長が、大学に関連する複数の事業を、が経営する会社に発注していることがわかった。 さらには気に入らない職員を「集団左遷」し、20人を超える非常勤講師を雇い止めするなど、理事長兼学長による大学の私物化が急速に進んでいるという情報が、筆者に次々と寄せられている。 この異常事態に、8月末には労働組合の「山梨学院ユニオン」が結成された。

    「教育より収入」山梨学院大学、学長の「経営私物化」あきれた実態(田中 圭太郎) @gendai_biz
  • 山梨学院大学で異常事態…「非常勤講師切り捨て」とモラルの崩壊(田中 圭太郎) @gendai_biz

    山梨県庁で記者会見の「異常事態」 山梨県甲府市に広大なキャンパスを構え、法学部、経営学部、健康栄養学部、国際リベラルアーツ学部、スポーツ科学部の5学部6学科と、2つの研究科をもつ山梨学院大学。運営する学校法人山梨学院は、3800人以上の学生が通う大学のほか、幼稚園、小・中学校、高校、短大も有している。 この山梨県を代表する総合大学で、異常な事態が起きているという。大学の非常勤講師2人と首都圏大学非常勤講師組合は6月24日、山梨県庁で記者会見し、次のように述べた。 「山梨学院大学ではいま、非常勤講師の違法な定年切り下げや雇い止めが起きていて、多くの教員が追い詰められています。このまま放置するわけにはいきません」 会見した講師らは、学校法人山梨学院が今年1月に甲府労働基準監督署から立ち入り調査を受けて、指導と是正勧告を受けたことを明かした。その理由は、労働基準法に定められた手続きをとらずに、非

    山梨学院大学で異常事態…「非常勤講師切り捨て」とモラルの崩壊(田中 圭太郎) @gendai_biz
  • 習近平はおびえている…いま「香港」にどんどん強硬手段に出る本当のワケ!(橋爪 大三郎) @moneygendai

    習近平はおびえている…いま「香港」にどんどん強硬手段に出る当のワケ! 恐ろしい「奥の手」まで仕込んでいる 「全体主義」の記憶 政府と党が二重の権力をかたちづくっている独裁国家。こういう体制を、政治学では、「全体主義」という。 全体主義は、伝統的な専制国家とは異なる。単なる独裁国家とも異なる。独裁ではあるが、さらに特別で異様な体制をそなえている。全体主義について、格的に研究したのが、ハンナ・アーレント『全体主義の起源』である。 アーレントは、ユダヤ系のドイツ人。哲学を学び、ヒトラー政権にドイツを追われ、苦労のすえアメリカに亡命した。そして、ナチズムとスターリニズムをひとまとめに「全体主義」だとする、まったく新しい認識を示した。ナチスは右翼、ソ連は左翼で正反対。でも実は、そっくりだとする。 ファシズムは、政府を党が乗っ取った。党員は政府の要職に就いて満足してしまい、そのあと党は機能しなくな

    習近平はおびえている…いま「香港」にどんどん強硬手段に出る本当のワケ!(橋爪 大三郎) @moneygendai
    vox_populi
    vox_populi 2020/08/08
    この記事を読んでも、何に「習近平はおびえている」のかも、また、「いま「香港」にどんどん強硬手段に出る本当のワケ」が何なのかも、全く良くわからない。
  • 菅官房長官の逆襲、「陰の総理」がいよいよ「ポスト安倍」へ動き始めた…!(伊藤 智永) @gendai_biz

    菅官房長官の逆襲、「陰の総理」がいよいよ「ポスト安倍」へ動き始めた…! 霞が関では「菅首相」待望論も広がる 「ポスト安倍」、陰の命 やっぱり出てきたか——。迷走するコロナ対策で「巣ごもり」を決め込む安倍晋三首相に代わり、菅義偉官房長官が政府の陣頭指揮を執り始めた。 菅氏はやると決めたらやる。「Go To トラベル」(以下、GoToキャンペーン)で東京発着の旅行を対象外にしたのも、感染拡大で弱気になった政府が混乱したと見るのは見当違いである。混乱は承知で、いびつな例外を作ってでも、断固キャンペーン実施に踏み切った強気にこそ注目すべきだ。 結果的に「感染爆発が起きない限り経済を動かす」という政府方針は不退転であると印象づけた。これが菅流だ。菅氏は「陰の総理」と言われてきたが、コロナ危機の展開次第で事実上の「菅政権」がどんどん前面へ出てくるだろう。それだけではない。「ポスト安倍・陰の命」へ菅

    菅官房長官の逆襲、「陰の総理」がいよいよ「ポスト安倍」へ動き始めた…!(伊藤 智永) @gendai_biz
    vox_populi
    vox_populi 2020/07/25
    「官界・経済界は政権の実態が「菅政権」であることを知っていたが、コロナ危機で世間にも「菅政権」が「見える化」した」「「安倍さんはもう嫌だ」。7月、退いた元政府高官たちから忌避感があけすけに語られる」。
  • 安倍首相のスピーチ、なぜか日本人の心に響かない「残念すぎるワケ」(橋爪 大三郎) @moneygendai

    「原稿棒読み」の日政治家 日政治家は、スピーチが苦手だ。そもそも、スピーチを楽しんでいるようにみえない。誰かが用意した原稿を、ぼそぼそと棒読みするだけ。これでは、聴いているほうも白けてしまう。 スピーチをすることは、リーダーの仕事。リーダーにしかできない任務である。スピーチはなにをするか。言葉でしか、できないことをする。 現実は複雑だ。人間はそれを、言葉で認識する。考える。そして、行動に結びつける。言葉がなければ、認識を共有したり、意思決定をしたり、そろって行動したりできない。 スピーチは、いまわれわれが何に直面しているか、人びとに伝える。そのことで、われわれはわれわれになる。現実は現実になる。目標は目標になる。行動は行動になるのだ。スピーチのいちばん大事な役目は、現実を定義すること。そして、われわれをつくり出すことだ。 日のリーダーのスピーチがなぜダメか。自分で原稿を書かず、誰

    安倍首相のスピーチ、なぜか日本人の心に響かない「残念すぎるワケ」(橋爪 大三郎) @moneygendai
    vox_populi
    vox_populi 2020/07/25
    「スピーチのポイント。・原稿を用意しなさい。・練習しなさい」「やり方は、最近書いた『パワースピーチ入門』という本に説明してある」。結局は本の宣伝だが、日本に弁論術の伝統がない点を突いているのは見事。