タグ

ブックマーク / ueda.ueblog.info (13)

  • 膠着語について

    単語と単語の意味的な関係を示すのに3種類 (または4種類) の方法があると言われていて、各言語はこの3種のいずれか、またはその組み合わせで語と語の関係を表現している。 孤立語: 例えば英語のSVO (Subject-Verb-Object) の構文のように、順序が意味を決めるもの。"I love you." では、"love" (「愛する」) に対して、"I" は「愛する人」、"you" は「愛される人」になる。"You love me" だと「愛する人」と「愛される人」が逆になる。なお、英語は次の「屈折語」に分類されることが多いようだ。屈折語: 英語で"your book" というと、"you" と "book" の関係は「所有者」と「所有物」の関係になる。このように、語形変化によって関係を表すもの。膠着語: 英語の "I went to New York" では"go" と "New

    膠着語について
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2024/01/02
    日本語は膠着語って言うけれど、それは「分かち書きしない」という意味じゃないんじゃない?
  • コンサマトリー (CX DIVE 2019 AKI)

    CX DIVE 2019 AKI のテーマは「コンサマトリー」。 でも、「コンサマトリー」って何? はてなキーワードに簡潔な定義が書いてあった。 はてなキーワード「コンサマトリー」 自己目的、自己完結。それ自体を目的とすること。対義語はインスツルメンタル。 ふむふむ。しかしCXで「自己目的」って何?と新たな疑問が浮かぶ。CX 自体は、顧客が目的を達成するための手段を、いかに快適に、満足してもらう形で提供することではないか。 CX DIVE サイト の説明をまるごと引用する。 「コンサマトリー」という概念がある。 行為に目的や手段としての価値を見出すのではなく、 行為それ自体を楽しむ、という発想だ。 社会学者の見田宗介は、「私のこころは虹を見ると躍る」という言葉で コンサマトリーのあり方を説明し、最新刊『現代社会はどこに向かうか』の 中では私たちがこの先向かうべき道筋の基準の一つとして提示し

    コンサマトリー (CX DIVE 2019 AKI)
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/11/05
    先日参加した、CX DIVE 2019 AKI についてまとめました。 #CXDIVE
  • 熱意を伝える (Bigbeat LIVE その2)

    Bigbeat LIVE 2019 午後の2nd Stage のテーマは ”組織は「共感」で変わる"。登壇者それぞれ、組織/コミュニティ、変革に違いがあって、バラエティに富んでいる。 ホストの小沢匠氏はアドビでビジネスモデルを売り切りからサブスクリプションに変えていくために営業全体の意識を変えていかなければならなかった。エンワールドジャパンの片山旭氏は、「カスタマーサクセス」で転職業界の慣習を変えるチャレンジを行った。Freee 田中圭氏は、共感してくれるユーザーのユーザー会をどう立ち上げたかのお話。Abejaのぎょりさん (片淵恭子さん) は、日一の自社イベントを立ち上げる際にどう周りを巻き込んでいったのか。それぞれ興味深い。 アドビ小沢氏が、売り切り型からサブスクリプション型へのビジネスモデルの変革プロジェクトにチェンジマネジメントリーダーとして関わった話は、日経XTECH の連載

    熱意を伝える (Bigbeat LIVE その2)
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/08/10
    Bigbeat LIVEのレポート続きです。
  • 選ばれる機能、それがマーケティング (Bigbeat LIVE その1)

    表題の「選ばれる機能、それがマーケティング」は、8月2日に行われたBigbeat LIVE の挨拶に立った濱田社長の言葉から。最初に「BtoBマーケター夏の祭典」というサブタイトルがついていたので、デジタルマーケティングとかリードナーチャリングとかの話かと思っていたが、この言葉でそうではないことがわかる。 「マーケティング」は人によって使われる意味が変わってくる。「狭義のマーケティング」は、広告、プロモーションで、「作ったものをどう売るか」。これに対して「広義のマーケティング」には「売れる仕組みを作る」、そして、「売れるものを作る」まで含まれる。Bigbeatは広告会社ということで、そういう意味では狭義のマーケティングが専門だと思うが、このイベントはそうではないことがわかる。 実際、一日イベントに参加して大いに刺激になったし、勉強になった。あ、「勉強になった」は敗北の言葉だった (小島英揮

    選ばれる機能、それがマーケティング (Bigbeat LIVE その1)
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/08/05
    Bigbeat LIVEに参加して考えたことをまとめました。 #BigbeatLive
  • AIと倫理

    もう2ヶ月前の話になるが、DEEP LEARNING LABのイベント「Build 2019 最新アップデート AI 編 / decode 2019 前夜祭」で、日マイクロソフトの畠山 大有氏が登壇し、"The ethics of AI - AIの倫理的側面 - " という題で最近のAIの課題に関して話をされた。 機械学習は実データに基づき学習する。実データに偏り=bias があればそれが学習結果に反映される。シカゴ市で、市民がスマートフォンで道路の損傷の報告をできるようにし、そのデータに基づきどこから補修していくかをAIで決める施策をとったら、結果として金持ちの多い場所が修理されるようになった。スマートフォンの保有率が高い地域から多くデータが集まったからと考えられる。マイクロソフトの人工知能チャットボットも、ネットの会話から学んだため人種差別発言をするようになった (ねとらぼ 2016

    AIと倫理
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/07/15
    データに含まれている現実世界のバイアスがそのまま学習され、バイアスを含んだAIが生まれる、それをどう避けるか。
  • 紀里谷さん大暴れ (CX DIVE 2019 その3)

    4月17日 CX DIVE 2019 のレポートその3には「五感を刺激する演出から学ぶ」のセッションをとりあげる。 登壇者は次の4名。ファシリテーターは長谷川リョーさん。 草彅 洋平(株式会社東京ピストル代表取締役/編集者) 永島 健志(81 オーナーシェフ) 紀里谷 和明(映画監督・写真家) 長谷川 リョー(『SENSORS』 編集長) 長谷川さんはプレイベント「CX DIVEの歩き方」で事前にこの日のセッションの進め方について語っていた。曰く「登壇者はバラバラ。共通していることは既成概念にとらわれないこと。聞きたいことはカオスの中でどう折り合いをつけてクリエーションするか」ということだった。 まあ実際カオスなセッションになった。何と言っても紀里谷さんだろう。最初は「五感」に関して、「人間がロボットみたいになっている。知識と情報で動いている。先日有名なレストランに行ったらすごくまずい。で

    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/04/25
    CX DIVE 2019 のセッション「五感を刺激する演出から学ぶ」に関してブログ記事を書きました。 #CXDIVE
  • トレジャーハンティングといけにえアイデア

    4月11日、RCA と IIS Design Lab の Inspire Talks を聴きに行った。2月のテーマは「バイオ」だったが、今回のテーマは「マテリアル」。 最初のトークは東京大学 大学院情報理工学系研究科 川原研究室 鳴海 紘也氏の「マテリアル志向インタフェース」。素材からどう使うかを考える。 一つは紙で作るロボット "Liquid Pouch Motor"。パウチの中に34度で沸騰する液体がいれてあり、紙に印刷した回路で温めることによりパウチを膨張させて、蝶の羽を動かす。これをドーム全体に張り付けたものがPapillion。Paperと Papillon (パピョン = 蝶) と Pavilion (パビリオン) を合成した名前だね。この蝶ひとつひとつが自動開閉の窓になっていて、寒いときには窓が閉じ、暖かくなると窓があき、換気がなされる。 A LIVE UN LIVE 森美術

    トレジャーハンティングといけにえアイデア
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/04/13
    Inspire Talk より。
  • TEAMZ BLOCKCHAIN SUMMIT 2019 Day 1

    TEAMZ BLOCKCHAIN SUMMIT 2019 の 1Day Passを貰ったので、初日の4月6日に行ってきた。ブロックチェーンに関しては専門外で、純粋に勉強が目的になる。 今回、様々な応用、ビジネス事例、プライバシー、セキュリティ、法的な問題など、話題がぎゅっと詰められていて濃度の高いイベントだった。30分のパネルディスカッションが6も入れてある。通常のイベントではパネルディスカッションは1時間から90分くらいあるが、その半分以上はパネリストの個人発表で埋められているので、純粋にディスカッション部分を切り出した形式はなかなかいいものだと思った。通常ある会場からの質問も、的外れのものであったり、質問じゃなくて自分の意見を言いたい人が出たりと、あまりうまくいかないことも多いので、今回それがないのも濃度が高いことに貢献していると思う。 以下、その中で気になったものをメモ。 パネルデ

    TEAMZ BLOCKCHAIN SUMMIT 2019 Day 1
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/04/07
    1日目のみレポート。 #TEAMZSummit2019
  • AIと異分野の交流

    3月21日、全脳アーキテクチャ若手の会の「第3回異分野交流会 -学問の垣根を越えて知能とAIを考える-」に参加した。 AI / 機械学習は基盤技術であって、さまざまな分野で応用できる。その意味で異分野との接点が出てくる。 しかし、この日の異分野交流はまた別の意味があった。それはAI自体、AI基盤の今後の発展を考える上で異分野の知見が欠かせないということであろう。登壇者は、認知科学、心理学、神経医学/精神医学、生物学、科学哲学、管理会計学など多彩な分野から、AIや知能の問題との関連を語っていただいた。単一の分野の視点というのではなく、複数の分野にわたった知見から考察している人もいて、大いに刺激になった。 最初の若手の会会長の八木拓真氏は、人工知能研究の立場からの話で、この中ではむしろ異質といえる。しかし人工知能の今後に関しては、人工知能研究を一段上から俯瞰してみた上での考察で、今まで気が付い

    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/03/22
    全脳アーキテクチャ若手の会の「第3回異分野交流会 -学問の垣根を越えて知能とAIを考える-」に参加し、おおいに知的刺激を受けてきました。 #wbawakate
  • UIデザインとUXデザイン

    2月4日、「Web開発者のためのUI/UXデザイン基礎講座」というセミナーに参加した。有料セミナーだが、「ブログ書く枠」というのがあってブログを書く条件で無料で参加させていただいた。 Webアプリは作ったことはあるのだが、かっこいいデザインではなく、ユーザビリティも「一般のUIを知っている人なら使える」程度だった。そこでこの講座を知り、次のために役立てたいと思ったのだ。 通常はUIデザインというところ、UX (User Experience) デザインも含めているのは、使いやすいだけでなく「体験」を含めて素晴らしいものを作る方法論が知れると思ったのだ。アジェンダを見ると、「HCDプロセス」(Human Centered Design Process) も含まれており、ただ「UX = 素晴らしいUI」と考えているわけではなさそう。 しかしHCDプロセスは実際の行動を観察したり行動に関してイン

    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/02/06
    先日受講したセミナー「Web開発者のためのUI/UXデザイン基礎講座」に関して書きました。
  • AI開発に関わる法律の知識

    先日、以下のセミナーを受講してきた。 AI開発を円滑に進めるための契約・法務・知財  (2019/1/25) AIの開発、特に自社開発ではなくベンダーを使った開発には、他のシステム開発と異なる問題がある。一つはAI開発でできる中間成果物の帰属で、納入する最終製品以外に、元データ、学習データ、学習済みモデルなどは誰にその知的財産権があるのか、誰が使えるのかという問題である。もう一つは責任の所在の問題で、期待した性能が出なかった場合に発生する損害をどうするか、AIが誤動作したした時に発生する責任を誰が持つかということがある。 講師は、経産省の「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」をまとめたメンバーの一人柿沼弁護士。難しい法律の問題を整理した形で提示していただき、よく理解できた。 例えば、あるものの法律的位置付けは、法律の規定があるか否か、契約があるか否かのマトリクスできまる。 契約なし

    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/01/29
    先日行われた柿沼弁護士のレクチャーを聴講してまとめました。
  • VR元年から3年

    VR元年」という言葉があった。検索してみると、2016年がそう言われていたようだ。 2016年はなぜ「VR元年」と呼ばれているのか? - VR Journal しかしこんな記事もある。 真の”VR元年”は2018年?全てを変えた、Oculus神の一手とは? | 8vivid Oculus Riftが出たのが2016年。その時は10万円だが今は約5万円 (Amazon.com)。まだまだ高く感じる。しかし2018年に出たOculus Go (Amazon.com でほぼ3万円) とDaydream View (Amazon.com で6,000円ちょっとだが別にスマートフォンが必要) が状況を変えるとこの記事では言っている。 でもやはり一般には話題になっていないように感じる。ポケモンGoのようなキラーアプリがない。 昨年末あたりからいくつかVRを体験してきて、VRは何に使うのが適切なのか考

    VR元年から3年
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2019/01/14
    VRをいくつか体験して、ビジネスとの繋がりを考えました。
  • 自動運転時代の Fun to Drive

    以前「モノを売るのではなく新しい価値を売る」の中で、 ここでアップルが提供しようとしているものはモノではなく、新しい体験であり、新しい生活。私達が買うのはそのモノではなく、それを使っている「自分自身」。 と書いた。そして、トヨタが以前CMで使っていた、"Fun To Drive" もそれと同じ提案をしていると書いた。 トヨタが提供しているのは、単なる自動車ではなく、「自動車を運転する楽しみ」。日産が謳っていた「モノより思い出」も、単なる自動車を売っているのではなく、「自動車がもたらす体験」を売っていたと言えるだろう。 これは別の業界でも同様で、以下のような例がある。 スターバックス「当に作りたかったのは、居心地の良い場所です。深煎りコーヒーだけではありません」(社長勇退ドットコム 「スターバックスの原点~ハワード・シュルツが追求した第三の場所~」) ハーレーダビッドソンで働いている社員の

    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2018/12/06
    久しぶりにブログを書きました。
  • 1