asahi.comの記事によると、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが確認されたそうだ。その量は極微量であり、イトカワのものかどうかの鑑定に数ヶ月~半年はかかるという。数々のトラブルを乗り越え、世界的な快挙とともに数々の成果を上げたにもかかわらず、日本ではそれらが無視されている不遇な現状。「小惑星の微粒子を持ち帰った」という華々しい宣伝にできる結果が出ることを祈ります。
asahi.comの記事によると、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが確認されたそうだ。その量は極微量であり、イトカワのものかどうかの鑑定に数ヶ月~半年はかかるという。数々のトラブルを乗り越え、世界的な快挙とともに数々の成果を上げたにもかかわらず、日本ではそれらが無視されている不遇な現状。「小惑星の微粒子を持ち帰った」という華々しい宣伝にできる結果が出ることを祈ります。
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが分かった。宇宙航空研究開発機構の関係者が、朝日新聞の取材に明らかにした。微粒子は地上で混入した可能性もあり、宇宙機構は成分を詳しく分析し、イトカワで採取できたものかを調べている。イトカワの物質なら、月以外の天体に着陸して試料を持ち帰った世界初の例となる。 カプセルは、特殊な装置の中で開封され、内部にあるサンプルキャッチャーと呼ばれる採取容器内で微粒子が見つかった。ただ、ごく微量だという。顕微鏡で観察しながら一粒ずつ分析する。 はやぶさは2005年11月にイトカワに着陸、試料採取装置は正常に作動しなかったが、着陸で舞い上がったほこりが採取できた可能性が指摘されていた。1ミリ以上の砂が入っていないことは、開封前のX線撮影でわかっている。 宇宙機構は今後、微粒子に含まれる同位体や結晶構造などから地
はやぶさが打ち上げられた日、私は、宇宙作家クラブの取材メンバーと共に内之浦にいた。今回は5月7日に行われたプレス・ツアーの写真を中心に掲載する。 5月7日早朝に行われた打ち上げリハーサルの様子。電波テストという。この写真は私が撮影したものではなく、関係者として一足先に内之浦入りしていた秋山演亮さんから提供を受けて、宇宙作家クラブニュース掲示板にアップしたもの。 記者らに向かって説明を行う的川泰宣教授。ホワイトボードにはM-Vロケット第1段のノズルの絵が描いてある。前回2000年の打ち上げは第1段ノズルが破損したために失敗した。はやぶさを打ち上げたM-V5号機は、第1段ノズルの一番狭くなる部分(スロート[のど]という)をグラファイトからカーボン・カーボンに変更した他、第2段を大幅に改良した、事実上M-V Mark2というべきものだった。4〜5機打ち上げたところで改良を加えるというのは、宇宙研
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
表面温度が数百度しかない、もっとも低温の褐色矮星の発見 【2010年6月30日 JPL】 これまで知られている中でもっとも低温と思われる星が発見された。見つかったのは、表面温度が摂氏180〜330度ほどしかない褐色矮星だ。太陽系周辺に同種の天体は数百個存在している可能性が示唆されており、今後の観測次第では、わたしたちの描く太陽系周辺の光景が一変するかもしれない。 スピッツァーによる、これまででもっとも低温と思われる褐色矮星の1つ「SDWFS J143524.44+335334.6」(画像中央の赤い点)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 太陽系周辺における褐色矮星の分布をシミュレーションした画像(白・赤・黄:太陽をはじめとする恒星、暗い赤:存在が予想された数百個の褐色矮星、緑;スピッツァーが今回観測した領域)。クリックで拡大(提供:AMNH/UCB/NASA/JPL-
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
2010年6月30日[更新] 定常運用移行のお知らせ IKAROSは5月21日打ち上げ以降、下記の通り運用を進めてきました。 5月21日 種子島宇宙センターより打ち上げ 5月27日 先端マスを分離 5月28日 スピンアップ開始 6月03日 一次展開開始 6月08日 一次展開終了 6月09日 二次展開実施 6月10日 セイルの展開成功および,薄膜太陽電池の発電を確認 6月14日 分離カメラ2(DCAM2)の実験を実施 6月15日 セイルの全景撮像成功を確認種子島宇宙センターより打ち上げ 6月19日 分離カメラ1(DCAM1)の実験を実施 6月21日 GAP(ガンマ線バースト偏光観測機),ALDN(大面積宇宙塵検出器)の動作確認開始 6月25日 VLBI送信機の動作確認実施 6月28日 DCAM1の画像より液晶デバイス(姿勢制御デバイス)の動作を確認 ここまでにソー
Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月29日、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還イベント「おかえり、はやぶさ」を8月15日、JAXAi(ジャクサアイ)が入っている「丸の内オアゾOO(おお)広場」で開催し、帰還した試料回収カプセルも展示すると発表した。 イベントの詳細などについては発表されていないが、JAXA側は「親子でこのイベントに参加して『はやぶさ』からあきらめない強さを子どもたちに伝えませんか?」と呼びかけている。 また、カプセル内部の密封容器は分析が行われており、一般公開できないため、外側の容器、断熱カバー、パラシュートなどが展示されるとみられる。 「はやぶさ」のカプセル展示については、プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が6月21日に文部科学省を訪ね、カプセル公開の決意を表明し、川端達夫文部科学相もこれに応じている。JAXAは東京での展示イベントのほ
都内の米国大使館で、日本と米国の大学生とのワークショップを開くアレン・ポインデクスター(Alan Poindexter)宇宙飛行士(右2)、山崎直子(Naoko Yamazaki)飛行士(左)ら(2010年6月28日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【6月28日 AFP】来日中の米航空宇宙局(NASA)のアレン・ポインデクスター(Alan Poindexter)宇宙飛行士は28日、宇宙飛行士同士が宇宙でセックスをしたらどうなるだろうかと質問され、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)の密閉された空間にロマンスの余地は無いとぴしゃりと答えた。 【関連記事】「セックスする237の理由」、米大学が研究発表 「われわれはプロフェッショナルだ」と、スペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」のコマンダー(船長)だったポイ
2010年6月25日[更新] イカロス君の宇宙での活躍を物語にしました! イカロス君がうちゅうでがんばっているようすをものがたりにしました。 こどもたちにもイカロス君をきっかけに「がんばることのたいせつさ」や「うちゅうのふしぎ」について きょうみをもってもらえると、うれしいです。 それでは”イカロス君のだいこうかい”はじまりま~す! (新しいウィンドウが開きます)JSPEC イカロス (新しいウィンドウが開きます)イカロスキャンペーンサイト (新しいウィンドウが開きます)JAXA イカロス (新しいウィンドウが開きます)JAXAクラブ実験室 (実物大イカロス模型) (新しいウィンドウが開きます)JAXAクラブニュース (ムービー) (新しいウィンドウが開きます)IKAROS紹介ビデオ (Youtube) (新しいウィンドウが開きます)リーフレット (PDF) (新しいウィンドウが開きます
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月24日、2010年6月13日に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」より切り離され、オーストラリアにて回収された小惑星イトカワのサンプルが入っているであろうサンプルコンテナの開封作業に着手したことを発表した。 サンプルコンテナの開封作業の様子(提供:JAXA) サンプルを搭載したカプセルを回収してからここまでのスケジュールを振り返ると、カプセルがJAXA相模原のキュレーション設備に搬入されたのが2010年6月18日、そこでX線を用いたCTスキャンを実施、コンテナなどに破損がないかなどの状況チェックが行われた。 その後、19日になってから断熱部のシールに用いられたアブレータを除去、サンプルコンテナを取り出し、コンテナのラッチ機構(フタを閉めている部分)などを含める形でCTスキャンを再び実施、イトカワで行ったサンプル採取の後に、宇宙空間でサンプルキャッチャ
本日午後5時からのJAXA相模原キャンパスで開催された記者会見に出席してきた。詳細をアップしなければならないところだが、本日中には間に合いそうもない。とりあえず先行して写真をアップする。 今日、「ガスの採取に成功」というニュースが流れたがニュースソースはこの記者会見である。本日、カプセルのふたをちょっと空けて、内部から希薄なガスを採取したということだ。注意しなければならないのは、これはイトカワ由来のものとは限らないということ。カプセルは二重のOリングによるパッキングで外部から遮断されているが、再突入後1気圧の地上の空気がどうしても極微量だが入り込んでいく。 内部に何か入っているか気になるところだが、分析はどこに微粒子がついているか分からないために慎重に慎重に行われる。打ち上げ時、最後の整備を受けた内之浦のダストが紛れ込んでいる可能性もある。内之浦のダストは別途採取されており、「これは内之浦
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA はじめまして。Hayabusa_JAXAの中の人の一人、ばあやです。このアカウントでは、他の二人の中の人と一緒に、特設サイトの更新情報や、相模原の日常を、不定期につぶやきます。どうぞ、よろしくお願いしますね。ブログ http://bit.ly/cJLFcx(ばあや) 2010-04-15 12:00:59 はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA はじめまして、Hayabusa_JAXAの中の人の一人、IES兄です。特設サイトに「関係者からのメッセージ」という項目があります。最初のメッセージはプロマネの川口先生です。是非ご覧下さい。http://bit.ly/cUYYSs (IES兄) 2010-04-15 12:25:11
Image credit: JAXA 6月13日に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、夏休み期間中に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスやJAXAi(ジャクサアイ)で一般公開されるようだ。 朝日新聞の報道によると、プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が6月21日に文部科学省を訪ね、「はやぶさ」の帰還報告を行うと共にカプセル公開の決意を表明し、川端達夫文部科学相がこれに応じたという。 カプセル内部の密封容器は現在分析中のため、一般公開できないが、外側の容器、断熱カバー、パラシュートなどが公開されるとみられる。詳しい日程や公開日数もまだ決まっておらず、7月に相模原キャンパス、8月にJAXAi(ジャクサアイ)の可能性が報じられている。 ■「はやぶさ」のカプセル、仕分け「廃止」施設で展示へ http://www.asahi.com/science/update/062
2010年6月21日[更新] 分離カメラ1の撮像実験成功! 一回目の分離カメラ実験後に数日にわたり、スピンダウンを実施しました。 予定の1rpm付近に達することができましたので、6月19日に残っていた分離カメラ1(DCAM1)の実験を実施しました。 目的は2つあります。一つは今後の運用で計画されている1rpm付近でのセイルの様子を撮像すること。 もう一つは、DCAM1が2よりも遅いスピードで分離されるので、より近い距離からIKAROSを撮像し、 セイルの様子を詳しく観察することです。 分離カメラは太陽方向に向かって放出するよう、IKAROSの姿勢データと、 IKAROSまでコマンドが届く伝播遅延を計算して実施されました。 1枚目の画像には分離されたカメラの陰をはっきりと確認することができました。 間接的ではありますが、分離カメラ自身も自分(の影)撮りを成功させました。 下の写真はIKAR
【ウィーン=玉川透】宇宙の平和利用のルールなどを話し合う国連の宇宙空間平和利用委員会の本委員会次期議長に、日本人として初めて宇宙航空研究開発機構(JAXA)の堀川康・技術参与(66)の就任が内定した。任期は2012年6月から2年間。 同委員会は、宇宙空間の研究や国際協力のあり方などを検討する国連の機関で、現在69カ国が加盟。最近は人工衛星の破片などによる宇宙ごみの削減に向けた指針づくりで注目を集めた。ウィーンで毎年開かれる委員会の議長は、各国の意見を調整するなど重要な役割を担う。 堀川さんは、1973年にJAXAの前身である宇宙開発事業団に入社。気象衛星ひまわりなどの人工衛星や宇宙ステーションの開発などに長く携わった。 堀川さんは「民間企業の宇宙活動が増えている。先進国だけでなく途上国にも宇宙の平和利用を公平に提供したい」と抱負を語った。
本サイトについて 本サイトで公開している画像等は、ミレニアムプロジェクト「教育の情報化」政策の一環として、平成11(西暦1999)~15年度(2003年度)にかけて開発されたものです(開発は終了しています)。 教育のために学校や教育機関、ご家庭にて無償で利用できる約17,000点の素材を収録しています。 開発・公開年度が古くなってきているため、地名等、現在とはそぐわない部分が多々あると思われます。 お気づきの方は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。 ご注意事項 ご利用前に必ず利用規約をお読みください。 ご利用は学校等教育機関等、および家庭内での教育目的に限ります。 企業等営利目的団体によるご利用につきましては、原著作者にお問合せください。 IPAへのお問い合わせの前によくある質問をご確認ください。 本サイトの著作権は独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)にあります。 本サイトの写真・動
「はやぶさ」が最後の地球を撮影したカメラONC-W2は、小惑星イトカワの見える方向を測るための航法用カメラです。また、星姿勢計(STar Tracker: STT)のバックアップ機能を持たせるため、レンズは明るめに設計しており、明るい地球を撮影するとブルーミングやスミアが発生します。6月14日に発表した画像に白い筋が入ってしまっているのはそのためです。 この画像に対して、マルチバンド分光カメラ(AMICA)チーム(下記※)の皆さんが、いろいろ画像処理を試みてくれました。最も見栄えが美しいと思われる横田康弘さん(国立環境研究所)の作品を掲載します。 (※)AMICA(ONC-T)とONC-W2は、レンズ設計や分解能等は異なるカメラですが、CCDや電子回路は共通設計です。 特集:「はやぶさ」がとらえたイトカワ画像
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