南京(Nanjing)虐殺を扱った中国映画『南京!南京!(City of Life and Death)』 のポスターと陸川(Lu Chuan)監督(2009年5月7日札絵)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【5月24日 AFP】1937年の悪名高い「南京(Nanjing)虐殺」を扱ったある愛国的な中国映画が、現地で公開されヒットしているが、旧日本軍兵士を初めて人間として描いたとして同国内に怒りも引き起こしている。 映画は当時の中国の首都・南京の旧日本軍への陥落を扱った『南京!南京!(City of Life and Death)』 (132分)で、陥落に続いて起こった無防備な市民や戦争捕虜の殺害について、生々しい詳細を描いている。 中国政府が死者30万人と主張するこの虐殺は、同国内外でよく知られているが、今回の映画が新しい点は陸川(Lu Chuan)監督(38)がこの事