オーストラリア下院の後方席に座る議員ら。一番奥の列左がピーター・ダットン内相(2018年8月22日撮影)。(c)MARK GRAHAM / AFP 【9月4日 AFP】党内の派閥争いが続いていたオーストラリアの与党・自由党が、議員の間で脅迫やいじめが行われていたという女性議員たちからの批判にさらされている。 自由党は、党内の保守強硬派が穏健派のマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)氏を首相の座から引きずり下ろすべく党首選を画策。ピーター・ダットン(Peter Dutton)内相が2度の党首選に臨んだが、最終的に先月下旬に保守主流派のスコット・モリソン(Scott Morrison)財務相(当時)が勝利して新たな首相に就任し、党内の争いは一段落した。 だが、女性議員や閣僚からは、党首選の投票をめぐって脅しやいじめがあったと証言する声が上がっている。 ジュリア・バンクス(Ju