2001年10月、青塚慎一さんは家族4人で茨城県神栖市木崎の一戸建て借家に引っ越してきた。住宅街はサッカーJ1の鹿島アントラーズの本拠地から車で約30分、周囲には畑も残る。しかし、転居直後から全員の体に原因不明の変調が現れ始めた。手の震えやめまい、ふらつきなどの神経症状が止まらない。特にひどかったのはまだ乳児だった長男の琉時さん。母の美幸さんによると、頻繁にけいれんに襲われ、医師から「一生歩けないかもしれない」と通告された。21歳になった今も、精神の発達遅れなど重い障害が残る。
Published 2022/09/21 22:28 (JST) Updated 2022/09/21 22:45 (JST) 茨城県警は21日、技能実習生として働いていた畑で雇い主の知らぬ間に大麻草を栽培したとして、大麻取締法違反(栽培)の疑いで、タイ国籍の農業手伝い、ウィセートスィー・セークサン容疑者(28)=同県鉾田市=を再逮捕した。大麻を共同所持した疑いで8月に逮捕されていた。 再逮捕容疑は6月ごろから8月18日までの間、鉾田市の畑で、大麻草を栽培していた疑い。 鉾田署によると、ウィセートスィー容疑者はこの畑で働いていた。署は約13平方メートルの範囲にあった大麻草32本を押収。いずれも成長した状態だったが、雇い主は栽培に気付かなかったという。
同性愛者ら性的少数者(LGBT)などへの支援策を検討する茨城県主催の会合で、県医師会の満川(みつかわ)元一副会長が「性的マイノリティー(少数派)の人に、マジョリティー(多数派)に戻ってもらう治療はないのか」と発言した。性的少数者の当事者らは「ショックだ」と不快感を示している。 (鈴木学) 会合は、性的少数者のカップルを公認する「パートナーシップ制度」を含め県ができる支援策を検討する目的で、当事者や医師、弁護士など計十人の委員が六月まで四回開く予定。発言は四月二十五日の初回で、委員それぞれが考え方を述べていた際にあった。 満川副会長は「性的マイノリティーの人に、性的マジョリティーに戻ってもらう治療はないのかという思いはある」と発言し、「少子高齢化の時代、産婦人科医としては一人でも多くの子どもをつくっていただきたい。戻っていただけないかと医者としての思いがある」とした。 この発言に、当事者で、
LGBTなど性的少数者のカップルをパートナーとして認めようと、県が導入を検討している「パートナーシップ制度」。県が4月施行を目指す性的少数者への差別禁止を明文化する男女共同参画推進条例の改正に伴う具体的な施策の一つになる。当事者からは歓迎の声がある一方で、課題も浮かぶ。 (鈴木学、越田普之) 当事者らでつくるNPO法人「RAINBOW(レインボー)茨城」初代会長の滑川友理さん(32)=水戸市=は「うれしく思う」と制度の導入を評価。「婚姻などで全ての人が同じ保障の下で暮らせるよう、理解が広がっていけば」と願う。 県福祉指導課は、同性カップルが親族でないことを理由に病院でパートナーの病状説明を受けられなかったり、賃貸住宅の入居を断られたりする場合があり、公的書類を発行することで状況の改善を図る狙いという。担当者は「当事者の生きづらさの解消につなげたい」と話す。
自民党総裁選での安倍晋三首相の連続3選を、国会の外から注視していた人がいる。森友・加計(かけ)学園問題の追及で注目を集めたものの、昨年秋の衆院選で落選した元野党議員たちだ。絶大な権力を握る「1強」とまつわる問題にどう迫るべきだったのか。政界復帰をめざして自問する日々だ。 「石破(茂・元自民党幹事長)さんを支援した人たちは干されるだろう」。総裁選の投開票当日の20日、茨城県下妻市内を軽ワゴン車で回って支持を訴えていた元民進党議員の福島伸享(のぶゆき)さん(48)は、安倍首相3選の一報をスマートフォンで知り、親しかった石破陣営の議員を自らに重ねた。 首相の妻が名誉校長を務めた小学校の新設をめぐり便宜の有無が問われた森友問題で、学園関係者から独自に得たネタを首相に突き付けたのは昨年2月。「(学園への国有地売却に)私や妻が関係していれば首相も国会議員も辞める」との答弁を引き出し、問題追及の「起点」
「国営ひたち海浜公園」の見逃せない人気スポットと言えば、「みはらしの丘」。空も海も丘も真っ青に染まる4月下旬から5月上旬のネモフィラの丘。10月の中旬頃丘一面を燃えるような朱色に染める紅葉したコキアの丘。たった1種類の植物で彩る、みはらしの丘の風景は、圧巻です。 春と秋だけでなく、夏の丘もひそかなブームになっています。ネモフィラが終わった後に植えられるコキアが日差しを浴びてモコモコと成長し、コロンと可愛らしい姿でみはらしの丘を彩ります。その数、なんと3万3千本!!モコふわでキュートな緑コキアを見に出かけませんか。 コキアの和名は「ホウキグサ」。その名の通り、昔は茎を乾燥させて箒(ほうき)を作っていたそうです。秋のコキアは、竹箒のように固くてツンツンした肌ざわりですが、夏のコキアは、葉が柔らかくもふもふで気持ちいい♪コロコロとまん丸に成長したコキアの姿は、まるで緑の妖精みたいでしょ。 近づい
古河市下大野の鉄工卸売会社「中央鋼材」古河工場で14日午前10時55分ごろ、石岡市東府中、アルバイト秋山祐佳里さん(15)が屋根から約13メートル下のコンクリート床に落ち、搬送先の病院で死亡した。 古河署によると、秋山さんは屋根に設置された太陽光パネルを点検、清掃する仕事をしていた。屋根の上を歩いていたところ、天窓のガラス(金網入りで厚さ約6ミリ)が割れ、転落した。同署は、労働条件や安全管理の面で不備がなかったかについて、中央鋼材から点検作業を受注した会社などを調べる。
性の多様性のシンボルであるレインボーカラーを表現した和菓子=東京都千代田区で2017年5月13日、宮武祐希撮影 さりげなく、だけどしっかり“懸け橋”に--。茨城県鹿嶋市の老舗和菓子店「丸三老舗(まるさんろうほ)」が5月17日の「多様な性にYESの日」を前に、性の多様性を象徴する虹色の錦玉(きんぎょく)を発売した。錦玉は、寒天と砂糖を溶かし、固めて作る透明感のある菓子。共同で開発した市民グループ「にじいろ神栖」(同県神栖市)の河野陽介代表(31)は「性的少数者をめぐる理解の促進につながれば」と期待する。 5月17日は、世界保健機関(WHO)が1990年に精神疾患リストから同性愛を削除した日。欧米を中心に、この日を「同性愛嫌悪とトランス嫌悪に反対する国際デー(IDAHO=アイダホ)」として、差別と闘う活動が拡大した。2014年に日本記念日協会が、「多様な性にYESの日」と認定した。
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