元日に石川県能登地方で最大震度7を観測した地震。被災地では大規模火災や津波の被害が徐々に明らかになってきています。珠洲市周辺ではおよそ3年にわたって活発な地震活動が続いていて、珠洲市では2023年5月にも…
元日に石川県能登地方で最大震度7を観測した地震。被災地では大規模火災や津波の被害が徐々に明らかになってきています。珠洲市周辺ではおよそ3年にわたって活発な地震活動が続いていて、珠洲市では2023年5月にも…
地質データの不適切な書き換えで中断していた日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機(福井県)について、原子力規制委員会は新規制基準に適合するかどうかの審査を再開したが、またも滞り始めた。原電の説明が科学的根拠に乏しく、肝心の断層を巡る議論では自らの主張にほころびが出る事態に陥った。(渡辺聖子) 敦賀原発2号機の審査 2015年11月、日本原子力発電(原電)が原子力規制委員会に新規制基準への適合性審査を申請。20年に規制委側の指摘で地質データの書き換えが発覚した。活断層の可能性につながる記載を、否定につながる記載に無断で書き換えるなどした。修正後の資料でも、地層の観察場所を間違えた。審査は2度にわたり中断。原電が今年8月、修正した申請書を再提出し、9月に再開した。
Published 2023/02/27 08:58 (JST) Updated 2023/02/27 09:04 (JST) 東日本大震災が発生した3月11日の午後2時46分に鳴り響くサイレンの音を変えられないか―。記憶がよみがえり当時に引き戻されるようで、耳をふさぎ、心の痛みに耐えてきた遺族がいる。心情に配慮し流さない自治体もあるが、被災3県の沿岸市町村の8割超は黙とうの合図などのため今年も続ける方針。鎮魂のあり方について当事者が声を上げ始めた。 「サイレンは死へのカウントダウンのよう」。宮城県石巻市の鈴木由美子さん(53)は小学6年だった三男秀和君=当時(12)=を亡くした。震災発生時刻は授業中だった。津波を知らせるサイレンは怖かっただろう、それでも生き延びようと必死だったはず。その場面に自分が入り込む感覚になるのが苦しく、3月11日は寺にこもって念仏を唱えるようになった。 市は屋外
厚生労働省によりますと、12日に発表した国内の新たな感染者数は、空港の検疫などを含め18万5472人となっています。 また、新型コロナウイルスによる全国の死者数は489人で、今月7日の463人を上回り、一日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。 国内で亡くなった人は、福岡県で45人、大阪府で31人、東京都で29人、埼玉県で27人、静岡県で24人、北海道で23人、兵庫県で21人、三重県で19人、千葉県で18人、宮崎県で18人、熊本県で18人、愛知県で17人、栃木県で15人、宮城県で14人、高知県で13人、岡山県で11人、愛媛県で11人、群馬県で11人、茨城県で10人、神奈川県で9人、大分県で8人、京都府で7人、新潟県で7人、鹿児島県で7人、佐賀県で6人、岐阜県で6人、岩手県で6人、滋賀県で6人、石川県で6人、山口県で5人、山梨県で5人、長崎県で5人、和歌山県で4人、広島県で4人、長野県
Published 2022/10/31 12:12 (JST) Updated 2022/10/31 12:29 (JST) フランス出張から帰国後、新型コロナウイルス感染が判明した秋田県の佐竹敬久知事は31日、記者団の取材に応じ、「フランスに行くとみんな(コロナに)かかる」と述べた。同日、療養後に初登庁した際の発言。 佐竹氏は食品見本市などに出席するためフランスに出張し、帰国後の23日に医師から陽性と診断された。佐竹氏は現地では多くの人がマスクをしておらず、検温や消毒もなかったと指摘。感染防止対策について「日本には日本のやり方があるが、世界の標準からするとちょっと違う」と語った。 見本市ではトップセールスの成果があったとし「感染はしたが得るものがいっぱいあった」と振り返った。
Published 2022/11/04 09:09 (JST) Updated 2022/11/04 09:13 (JST) 【ソウル共同】156人が死亡したソウルの繁華街・梨泰院の雑踏事故で、雑踏警備などを専門とする警察の機動隊が事故当日に20人しか配置されていなかったことが4日、韓国政府への取材で分かった。都心のデモや集会には計約4千人の機動隊を動員していた。配置の偏りに批判が高まっている。 SBSテレビによると、文在寅前政権下の昨年のハロウィーンでは、警察は約180人の機動隊を梨泰院に動員。今年の警察の対応を前政権と比較し、現在の尹錫悦政権を非難する声も一部で出始めている。 事故1週間前の週末、ソウルでは尹大統領の退陣要求と、文前大統領らの逮捕主張のデモが大規模にあった。
東京・明治神宮外苑のイベント会場で、男児が死亡した火災現場を調べる捜査員。後方は燃えた木製オブジェ=2016年11月 東京・明治神宮外苑で2016年に木製オブジェが燃え、幼稚園の男児=当時(5)=が死亡した火災を巡り、重過失致死傷罪に問われた元大学生2人の控訴審で、東京高裁は13日、一審の有罪を破棄し、法定刑の上限が罰金刑の過失致死傷罪に当たるとして、審理を管轄する東京簡裁に事件を移送する判決を言い渡した。 大善文男裁判長は、2人が火災を予見できたと認定した上で、重過失に当たるかどうかは「わずかな注意を払えば、予見できたと言える必要がある」と説明。2人が作品の展示や監視の責任者ではないなどとして、重過失との認定は難しく「通常の過失が認められるに過ぎない」とした。
連休最終日の9月25日(日)15時、マリアナ諸島で熱帯低気圧(台風のたまご)が発生。今後24時間以内に台風になる予想です。小笠原諸島は、あす26日(月)から大雨・高波・強風など影響が出るおそれ。マリアナ育ちの台風は発達しやすいため、今後の動向に注意が必要です。 シルバーウィーク最終日のきょう25日(日)15時、マリアナ諸島で熱帯低気圧(台風のたまご)が発生。ゆっくり(時速10キロ未満)とした速さで、北北西へ進んでいます。今後、24時間以内に台風となり、27日(火)には小笠原諸島へ接近するおそれがあります。台風となれば、台風17号ということになります。 今後は、あす26日(月)〜27日(火)にかけて小笠原近海を北上し、父島などに近づくおそれがあります。父島など小笠原諸島では、あす26日(月)から高波など影響が出るため、最新の気象情報をこまめに確認して下さい。 また、進路次第では八丈島など伊豆
台風15号「タラス」は23日(金)午前9時、室戸岬の南約300キロで発生しました。台風としてはあまり発達することはなく、暴風域を伴わなかったものの、四国や近畿の一部を強風域に巻き込みながら、次第に東海地方に接近し、24日(土)午前9時に東海道沖で温帯低気圧に変わりました。 23日午前9時の発生から温帯低気圧に変わるまで1日と、今年発生した台風としては、台風の期間が最も短くなりました。(これまでは台風2号の1日と6時間) しかし、台風15号の接近に伴い、本州付近に雨雲のもととなる暖かく湿った空気が大量に流れ込んだため、静岡県など東海地方では記録的な大雨となりました。23日は紀伊半島の南東斜面を中心に雨脚が強まり、23日13時までの24時間降水量は、三重県尾鷲市で263.5ミリ、三重県紀北町で207.5ミリと、200ミリを超えました。紀北町では、平年9月の降水量が474.0ミリですので、平年9
パキスタン各地で激しい洪水が発生している。洪水が山腹を削り、建物を根こそぎ押し流し、田園地帯で猛威を振るった結果、地区全体が内陸の海と化した。これまでに1100人以上が死亡し、100万棟以上の家屋が損壊・倒壊した。 3カ月以上雨が降り続いたため、パキスタンの農地の大部分が水没し、食料不足のおそれが出てきている。パキスタンにとって近年で最大の被害をもたらすモンスーン期となる可能性が高い。 最悪と言われた2010年の洪水よりもひどい 大きな被害を受けた山間部カイバル・パクトゥンクワ州のファイサル・アミン・カーン公使は、「ボートやラクダなど使える手段は何でも使って、最大の被害を受けた地域に救援物資を届けている」と述べた。「最善を尽くしているが、この州の被害は2010年の洪水の時よりひどい」。 その年の洪水では1700人以上が死亡し、数百万人が家を失った。国連の潘基文事務総長(当時)は、それまで見
(CNN) アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で22日、エボラ出血熱の新規の症例1例が確認された。世界保健機関(WHO)が23日に発表した。 今回の症例は、同国東部の北キブ州で今月15日に死亡した46歳の女性の検査で確認された。 遺伝子を調べた結果、北キブ州とイトゥリ州で2018年~20年に発生した同国最長・最大級の流行と関係していることが分かった。専門家によると、感染者の中枢神経系や体液の中にウイルスが残り続け、かなり時間がたってから再燃することがあるという。 WHOのマシディソ・モエティ・アフリカ地域事務局長は、コンゴ民主共和国でエボラ再燃の頻度が高まっているとして懸念を示した。一方で、現地の保健当局は過去に何度もそうしてきたように、ウイルスを封じ込めて再燃を食い止められると確信していると述べた。 現地では接触確認やモニタリング調査が続けられており、今週中に200回分のワクチ
Published 2022/07/25 10:48 (JST) Updated 2022/07/25 11:02 (JST) 24日午後8時5分ごろ、鹿児島県の桜島で爆発的噴火が発生した。気象庁によると、大きな噴石が火口から約2.5キロまで飛散した。同庁は噴火警戒レベルを3の「入山規制」から、最高レベルの5「避難」に引き上げた。南岳山頂火口および昭和火口から約3キロ以内の居住地域では大きな噴石に厳重な警戒を呼びかけた。約2キロ圏では火砕流が起こる可能性もある。 鹿児島市は桜島の一部地域に避難指示を出した。一部の住民らはフェリーで鹿児島市街地側に向かった。市によると、25日午前8時時点で23世帯33人が避難した。鹿児島県によると25日午前10時現在、人的被害は確認されていない。
Published 2022/07/13 19:11 (JST) Updated 2022/07/13 19:12 (JST) 東京電力福島第1原発事故を巡り、東電の株主が旧経営陣5人に対し、津波対策を怠ったために会社に巨額の損害を与えたとして、東電へ総額22兆円を賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決で、東京地裁は13日、うち4人に計13兆3210億円の支払いを命じた。旧経営陣の責任を認める初の司法判断。賠償額は国内の民事訴訟で最高とみられるが、現実的な回収は極めて困難と見込まれる。 朝倉佳秀裁判長は、最低限の津波対策を速やかに実施するよう指示すべき取締役の注意義務を怠ったとして、事故との因果関係を認定。事故前の対応は「安全意識や責任感が根本的に欠如していた」と批判した。
ロシア極東のブラゴベシチェンスクと中国北部の黒河を結ぶ初の道路橋を通行するトラック。ロシア・アムール州政府提供(2022年6月10日撮影)。(c)Amur region Government press service / AFP 【6月10日 AFP】ロシアと中国は10日、両国を結ぶ初の道路橋の竣工(しゅんこう)式を行った。ウクライナ侵攻をめぐり西側諸国と対立しているロシアは、アジアとの関係を強化している。 全長約1キロの橋は、アムール川(Amur River)に架かり、ロシア極東のブラゴベシチェンスク(Blagoveshchensk)と中国北部の黒河(Heihe)を結ぶ。 橋は2年前に完成していたが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受け、開通は延期されていた。 ブラゴベシチェンスクで竣工式が行われ、開通後に初めてトラックが通った際に花火が打ち上げられた。橋は片側1車
ドイツ南部バイエルン州ガルミッシュパルテンキルヘン近郊で起きた列車脱線事故の現場で活動する救助隊。NETWORK PICTURESの動画より(2022年6月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / NETWORK PICTURES 【6月4日 AFP】ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州の山岳リゾート都市ガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)近郊で3日、列車が脱線し、少なくとも4人が死亡、数十人が負傷した。 現場では、幹線道路そばの草地に複数の客車が横転。救助隊が車両の上に立ち、はしごを使って車内に閉じ込められた乗客を救出した。 警察当局は、事故で4人が死亡、約30人が負傷し、うち15人は重傷で近くの病院に搬送されたと発表。現場では大規模な救助活動が行われているとした。車内は多数の乗客で混雑していたという。 ガルミッシュパルテンキルヘンから11キロ
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