奈良県安堵町の増井敬史町議(59)がフェイスブックで、特定の国会議員の名を挙げて「股裂きの刑にしてやりたい」などと投稿していたことが分かった。町議会は「議員の発言として問題だ」として26日に全員協議会を開き、対応を検討する。 増井町議は20日、特定の国会議員について、在日コリアンと書き込み、「牛にくくりつけて、股裂きの刑にしてやりたい」と投稿。別の国会議員に対しても、オウム真理教で殺害を意味した言葉を使い「ポアして欲しいと思う」と書き込んだ。 ネット上で批判の声があがり、森田瞳議長らが22日に増井町議と面会。投稿をやめるよう求めたところ、増井町議は「大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪し、削除したという。 増井町議は朝日新聞の取材に、「反省しています。公人という立場でありながら認識が希薄でした」と話した。増井町議は2015年に初当選し、1期目。