性的マイノリティをめぐる権利保障など、日本に比べて“先進的”なイメージを持つオランダ。一方で、プライドイベントの「ピンク・ウォッシング」といった課題も。視察プログラムでアムステルダムを訪れた松岡宗嗣さんによる現地レポート・前編です。
性的マイノリティをめぐる権利保障など、日本に比べて“先進的”なイメージを持つオランダ。一方で、プライドイベントの「ピンク・ウォッシング」といった課題も。視察プログラムでアムステルダムを訪れた松岡宗嗣さんによる現地レポート・前編です。
【9月19日 AFP】オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)の港には、クレーンやコンテナの他、一つ見慣れないものがある──世界初とされる水上の酪農場だ。 ガラスと鉄の3階建ての酪農場は、国土の多くが低地で、土地資源に乏しく、気候変動が直接的な脅威となるオランダにおいて「畜産の未来」を示すことを目指す。 牛たちは最上階で飼育され、2階では牛乳からチーズ、ヨーグルト、バターが作られ、1階でチーズが熟成される。 この酪農場は、ミンケ・ファンウィンガーデン(Minke van Wingerden)さん(60)と夫のペーターさんが2019年に始めた。2人は「街の中に田舎を持ち込み」、消費者の意識を高め、農業が存在できる場所をつくりたかったと話す。 オランダは1人当たりの温室効果ガス排出量が欧州で最も多い国の一つ。農業による排出量、特に酪農では牛が大量のメタンガスを発生させるため、大きな問題とな
カナダ・トロントのトリニティ・ベルウッズ公園で行われた大麻合法化イベントの参加者たち(2018年10月17日撮影、資料写真)。(c)Geoff Robins / AFP 【10月26日 AFP】嗜好(しこう)用大麻が先週解禁されたばかりのカナダを訪問しているオランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は25日、地元の高校生たちに「今日購入できる大麻はずっと強烈だ」「特に若者には健康に良くない」と語り、麻薬全般について「絶対に手を出すな」と忠告した。 【関連記事】大麻解禁のカナダ、各地で愛好家らが歓喜 オランダでは1976年以降、いわゆる「コーヒーショップ」での大麻の販売と使用、5グラム未満の大麻の販売が認められており、長らく同国は大麻を求める人たちのお気に入りの訪問国となっていた。 だが、カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相と同席した場でルッテ氏はカナ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く