韓国・江陵の平昌五輪選手村で開催された北朝鮮選手団の入村式に参加した北朝鮮の選手たち(2018年2月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / JUNG Yeon-Je 【2月9日 AFP】(更新)平昌冬季五輪の参加選手らに大会公式パートナーの韓国サムスン電子(Samsung Electronics)が無償提供している特別仕様の最新型スマートフォンをめぐり、北朝鮮選手団が大会後の返却を条件にした貸与を拒否したことが9日、分かった。 国際オリンピック委員会(IOC)は、五輪会場や競技の情報がインストールされた「ギャラクシーノート8(Galaxy Note 8)」を全出場選手と関係者に提供する方針を示している。 平昌五輪の大会組織委員会は当初、国連(UN)の制裁対象国である北朝鮮とイランの選手団にはスマホを支給しないと発表。その後、IOCが両国の関係者には大会期間中に限って貸与し、帰国前に返却を