【10月17日 AFP】メキシコ南部の高地で昔ながらの機織りをしている先住民は、ファッション業界が彼らの作品や伝統を世界中で横取りしているとして、理不尽な商慣行をなくし正当な評価を得ようと努力している。 メキシコは先月、独立200周年を迎え、スペインによる植民地支配に抵抗した先住民もたたえられた。そうした中で、伝統的な織物に公正な評価を求める取り組みは重要性を増している。 チアパス(Chiapas)州の町、シナカンタン(Zinacantan)にあるフリア・ペレス(Julia Perez)さんの家の中庭では、女性たちが毛布を敷いて座り、昔ながらのやり方で鮮やかな多色使いの布地を織っている。 色や柄のデザインは「伝統と自分たちのアイデアを合わせています。私たちの伝統、文化、そして布が失われないように」と職人の女性(39)は語った。 女性たちは陽気に屈託なく作業しているが、機織りはかなりの器用さ
【5月24日 AFP】メキシコに住む、アドリアナ・マシアス(Adriana Macias)さん(41)は、生まれつき両腕がない。しかし、その両足で、日常生活のほぼすべてのことをこなすことができる。 ロースクールを卒業したものの、障害があるゆえに弁護士としての仕事を見つけられなかったマシアスさん。今はファッションデザイナーとなって活躍している。デザイン画を描くのも、もちろんその両足だ。 先月メキシコで行われたファッションウィークで、マシアスさんは障害のある人でも簡単に着ることができる服のコレクションを初めて発表した。その服は躍動感あふれる色合いのデザインだ。ファッションショーでは障害のあるモデルがランウェイを歩き、車椅子のモデルも登場した。 マシアスさんは、他の子どもたちが手を使って行うことは足を使ってできるようにと、赤ん坊のころから両親に教えられてきた。今では、食べることも飲むことも、執筆
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