任天堂の古川俊太郎社長は5日の決算説明会で、ビデオゲーム機スイッチの累計販売台数が今年度中に1億台を突破するとの見通しを示した。資料写真、2019年8月、中国上海のイベントで撮影(2021年 ロイター/Pei Li ) [東京 5日 ロイター] - 任天堂の古川俊太郎社長は5日の決算説明会で、投入から5年が経過したビデオゲーム機スイッチのライフサイクルが「中盤に入った」として、手元資金から最大4500億円の追加投資を今後実施する方針を明らかにした。 スイッチの累計販売数は9月末時点で9287万台。同社は4日、2022年3月期の販売計画を2400万台へ下方修正すると発表したが、累計販売数は間もなく1億台を突破する。 古川社長は「スイッチの購入は『一家に1台』から多様化し、今後は『ひとり1台』を目指せるとみている。過去のゲーム専用機ビジネスでは経験したことのない、6年目の成長を目指せると考えて