この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【3月5日 AFP】東南アジア・タイの沖合で、ダイバーたちがプラスチックだらけの海に潜り、サンゴに絡まった漁網を切り離している。海洋生物の保護だけではなく、新型コロナウイルスとの闘いをも支えるという新しい取り組みだ。 羽振りのいいタイの水産業者らが海に放置していく網は「ゴースト(幽霊)ネット」と呼ばれ、危険なプラスチック汚染源の一つだ。こうした網はウミガメを巻き込んだり、繊細なサンゴの着床礁に絡みついたりする。 放置したままだと「何十年も漂流して、海洋生物が引っ掛かったり、餌として食べてしまったりします」。ロンドンに拠点をおくNPO「環境正義財団(Environmental Justice Foundation)」の活動家、インパット・パックチャイ