どら焼きの老舗「中尾清月堂」が3月に発表した不思議な広告が富山ADC賞を受賞。大幅なリニューアルをしたにも関わらず、絶対にばれないと銘打った広告は文字の順番を入れ替えているのに問題なく読めてしまう「タイポグリセミア現象」を用いたもので、SNSとクチコミを中心に話題となり、キャンペーンは大盛況。富山県内のみの販売にも関わらず、10日間で過去最高の5万9200個を売り上げました。 去る3月、明治3年創業、富山県内に5店舗を展開する老舗の和菓子屋である「中尾清月堂」は、看板商品であるどら焼き『清月』を大幅改良しました。この改良のお知らせを、文字の順番を入れ替えても正しく読めてしまう「タイポグリセミア(Typoglycemia)現象」を用いた文章で広告し、どこが変わったのかをクイズで答えるリニューアルキャンペーンを開催しました。キャンペーンには3000通を越える応募があり、富山県内のみの販売にも関