ロシアのウクライナ侵攻後、東京都渋谷区のJR恵比寿駅にあるロシア語の案内表示に乗客からクレームがあり、JR東日本は7日から紙で覆い隠していたが、対応を疑問視する声が寄せられ、15日に表示を元に戻した。ツイッターで「ロシア語に罪はない」「こういうことは差別につながる」などと批判が上がっていた。 JR東によると、2018年から、改札近くの電光掲示板の裏面に英語と韓国語のほか、ロシア語で「六本木」「中目黒」を表す単語を表示。東京メトロ日比谷線に乗り換えて両駅に向かう経路を示している。六本木駅の近くに在日ロシア大使館があることも踏まえ始めたという。