東京都心の新築マンションの平均価格が、土地や資材価格の高騰などで一般的な人には買えない水準で高止まりしている。不動産経済研究所のデータなどから本紙が試算したところ、東京都区部の1戸当たりの価格は2023年には平均年収の13倍に上り、30年以上前のバブル景気時に並ぶ水準だ。賃金上昇のペースをはるかに上回っており、専門家は「都内の新築マンションは高根の花になっている」と話す。(白山泉)
消費者を混乱させ、不利な決定をするように仕組んだウェブやアプリのデザイン「ダークパターン」に関して、被害に遭った経験がある人の割合が46.1%に上ったことが、ウェブデザインなどを手がける「コンセント」(東京)のインターネット調査で分かった。消費者が泣き寝入りを余儀なくされるケースも多く、同社は注意を呼びかけている。 ダークパターンでは、ネット通販で注文した商品が勝手に定期購入になっていたり、「残りわずか」などと事実と異なる表示で購入を急がせたりといった手法がある。 同社が2023年8月にネットで18~69歳の799人から回答を得た調査では、「ダークパターンに引っかかったことがあるか」との問いに「ある」と答えた人は全体の46.1%に上った。 ダークパターンを七つに分類し、経験の有無を尋ねたところ、最多は「商品を閲覧したいだけなのに会員登録を求められた」で46.3%。「重要なことが小さな文字で
東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場で21日、オープニングイベントが開かれた。一般の観客が入場するのははじめて。6万人が客席を埋め尽くした。一方、新たな競技場建設によって立ち退きを強いられた野宿者やその支援者らが、五輪モニュメントが置かれている「オリンピックパーク」前で抗議の声をあげた。 観客のお目当は嵐? 「HELLO OUR STADIUM」と題されたオープニングイベント。午後6時半から3時間、「スポーツ」「音楽」「文化」をテーマに盛りだくさんのプログラムが展開された。 青々した芝生が敷き詰められたピッチに最初に足を踏み入れたのは、カズこと、サッカーの三浦知良選手。「今日、新国立競技場のオープニングに招待していただき、ここに立てていることを誇りに思います。新しい歴史を作ってゆきましょう。」と語ると、観客席から大きな拍手が沸いた。 競技場の熱が最高潮に達したのはやはり嵐。
【5月24日 AFP】メキシコに住む、アドリアナ・マシアス(Adriana Macias)さん(41)は、生まれつき両腕がない。しかし、その両足で、日常生活のほぼすべてのことをこなすことができる。 ロースクールを卒業したものの、障害があるゆえに弁護士としての仕事を見つけられなかったマシアスさん。今はファッションデザイナーとなって活躍している。デザイン画を描くのも、もちろんその両足だ。 先月メキシコで行われたファッションウィークで、マシアスさんは障害のある人でも簡単に着ることができる服のコレクションを初めて発表した。その服は躍動感あふれる色合いのデザインだ。ファッションショーでは障害のあるモデルがランウェイを歩き、車椅子のモデルも登場した。 マシアスさんは、他の子どもたちが手を使って行うことは足を使ってできるようにと、赤ん坊のころから両親に教えられてきた。今では、食べることも飲むことも、執筆
禁煙アパート建築の野望 以前より暖めていた、禁煙アパートの建築計画を進めていくことにした。1棟目は親が相続して放置していた築古空室アパートの土地活用を検討している。 融資の問題等、超えなければならないハードルがいくつかあるので、最終的に完成に至るかどうかは分からないが、この経験は「完全禁煙の集合住宅を提供する」という野望の今後の展開に活かされるだろう。 禁煙アパート建築記シリーズの序章として、喫煙禁止の集合住宅が必要とされる理由について説明しておきたい。 ※本来は「喫煙禁止」と表現すべきだが、一般的になじみのある表現としてあえて禁煙アパートと呼んでいる。 ※※ここでの「禁煙」の定義は、電子たばこ、加熱式たばこを含むあらゆる依存性薬物の使用禁止である。 プライベート空間における受動喫煙被害 2018年に成立した改正健康増進法により、喫煙天国の日本においても飲食店をはじめとする公共空間の喫煙規
最近、珈琲を1ℓペットボトルで買うようになった。 一日に一杯、120㎖飲むとしても10日間持つ。 ペットボトルはスーパーで100円以内で買える。 これはお得だ。 以前は、珈琲に一日100円以上かけていた。 コンビニコーヒーも美味しいが、買うと100円以上。 喫茶店に行くと、安い店でも300円近くかかる。 それでも昔は喫茶店で珈琲か紅茶を飲むことが多かった。何故かというと、煙草を吸っていたからである。 賃貸の自室ではゆっくり煙草を吸えず、住宅密集地の外で吸うのもダメだと思い、喫茶店に行っていた。喫煙をしていると、煙草代以外にも、こういう副次的な出費が痛かった。 禁煙し、あれは本当に暴力的な習慣だったと身に染みて実感した。もう強制副流煙&三次喫煙加害マンにはなりたくない。過去の所業を反省するばかりである。 禁煙してよかったことは色々とある。それはまた別途、機会を設けてブログに綴りたい。 禁煙し
スルガ銀行(静岡県)のずさん融資が問題になっているシェアハウス。10年前には全国で1000棟にも満たなかった物件は、首都圏で増え続け、今や4500棟を数える。居住者の多くは20~30代だ。部屋は手狭で、シャワーやキッチンは共用なのに、なぜ若者に選ばれているのか。【佐久間一輝、五十嵐朋子】 東京都練馬区のシェアハウス。幼稚園の教諭を目指しているナナミさん(25)=仮名=の部屋は7平方メートル。備え付けベッドが大部分を占めるため、家具を置く余裕はない。 出身は宮城県石巻市。昨年秋に上京したのは都会への憧れと「手に職をつけたい」との思いから。今はスーパーで働きながら通信制の大学で学ぶ。月収は約14万円。生活費や学費、奨学金返済を引けば半分も残らない。家賃を切り詰めるしかなかった。
住民の10人に1人が社長とされる東京都港区(東京商工リサーチまとめ)。平均年収の高さが際立っているリッチなエリアだ。IT企業の社長などをイメージしがちだが、30代の主婦・J子さんは、港区で不動産経営をしている知人の話を聞いて、真の勝ち組は彼らではないかと思うようになった。 知人は、親から港区の不動産を多数受け継ぎ、その関連の収入が相当な金額にのぼるそうだ。「自社ビルの最上階に住んでいて、徒歩圏内の別のビルには、やはり最上階にご両親もいるそうです。見た目は普通の人ですし、分け隔てなく付き合う人です。ただ、年の半分は海外の別荘に暮らしているので、そのお土産をいただく時に、育ちの違いを感じてしまいますね」(J子さん)。 親から受け継いだ不動産をもとに事業を展開して、のんびりリッチに暮らす、といった生活は何とも羨ましいのだが、そのような人たちの税金はどうなっているのだろうか。冨田建税理士に聞いた。
画像説明, 「H&M」がサイトで「ジャングルで一番クールなサル」と文字の書かれたパーカーを黒人少年に着せたのが「人種差別」と問題になった スウェーデンの大手ファストファッションブランド「H&M」が、オンライン・ショップに載せていた写真が「人種差別」だとソーシャルメディアで大勢から非難され、謝罪すると共に、写真を削除した問題で、パーカーを着た黒人少年の家族が、スウェーデン国内で「安全のため」引っ越したことが分かった。男の子の母親がBBCに明らかにした。 問題のパーカーを着た子供モデル、リアム・マンゴ君(5つ)の母親テリー・マンゴさんが、「H&M」に人種差別の意図はなく、「(狼がいないのに)狼だというのはやめたほうがいい」と発言したため、ソーシャルメディアでは反発の声が上がった。
政府は、引っ越しに伴う自治体への転入・転出届の提出や、年金、健康保険、水道・電気・ガスなどの住所変更手続きをインターネット上で一度に行える「ワンストップ化」を進める方針を決めた。住民の負担を軽減し、手続き漏れを防ぐ狙いがある。 16日午前の関係閣僚会議で、「行政サービスの100%デジタル化」をめざす「デジタル・ガバメント実行計画」を決定した。引っ越しのほか介護、死亡・相続の3分野で先行してワンストップ化などを推進すると明記。各府省は6月をめどにデジタル改革の中長期計画を策定する。 ワンストップ化にはスマートフォンのアプリなどの活用を検討。例えば、住民がアプリを使って住所変更を申請すれば水道や電気などの住所変更も自動的に行えるようにし、死亡届を提出すれば年金の受給停止手続きが済むようにする。介護は2018年度、死亡・相続は19年度の運用開始をめざす。マイナンバーによる本人確認を検討しており、
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