女子テニスの彭帥とテレビ電話で話す国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長。IOC提供(2021年11月21日提供)。(c)AFP PHOTO / IOC / INTERNATIONAL OLYMPIC COMMITTEE / GREG MARTIN 【11月22日 AFP】中国の前副首相から性的関係を強要されたと告発して以来、消息不明になっていた女子テニスの彭帥(Peng Shuai、中国)が、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長とテレビ電話をし、元気で無事に過ごしていると話した。IOCが21日に発表した。 IOCは、バッハ会長との30分の電話の冒頭で、「彭帥は自分の状況を心配してくれたことをIOCに感謝した」と明かし、次のように続けた。 「彭は元気で無事に、北京の自宅で過ごしているというが、当面はプライバシーを尊重したいと話した