ドナルド・トランプ大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の電話会談について、ホワイトハウスの法務顧問たちは、内容に国家機密を含まないにもかかわらず、国家機密専用のデータベースに保存するという異例の対応をとっていた――。大統領の通話内容について情報当局者が書いた書簡には、こうした内容が含まれていたことが明らかになった。複数のメディアによると、この内部告発者は米中央情報局(CIA)の職員だという。トランプ氏はこの内部告発者を「スパイに等しい」と呼び、かつてアメリカがスパイを処刑していた時代に言及するなど、強く非難している。 米連邦議会は26日、情報当局者が国家情報長官代行や上下両院の情報委員長に送った手紙を公表した。トランプ氏が今年7月の電話会談でウクライナの大統領に話した内容について、情報機関の内部告発者が監察総監や国家情報長官代行などにあてた手紙には、トランプ氏が「大統領権