「Dropbox Paperは、クリエイティブの『プロセス』を支えるためのツールです」――。クラウドファイル共有サービスの米Dropboxが2017年に一般提供を開始したDropbox Paper。Dropboxユーザーであれば誰でも無料で使える、チーム内コラボレーションのためのツールだ。 法人向けビジネスに大きく舵を切った現在のDropboxにおいて、Dropbox Paperはビジネスユーザーを獲得するための武器のひとつと捉えられている。一見すると「Google Docs」のようなドキュメント共有ツールと同じようにも見えるが、そのコンセプトは大きく違うと、同ツールを手がけたプロダクトマネジャーのカヴィタ・ラダクリシュナン氏は説明する。 今回はラダクリシュナン氏とプロダクトデザインマネジャーのカート・ヴァーナー氏に、Dropbox Paperの開発コンセプトやツールとしての特徴、ターゲッ